日刊鹿島アントラーズニュース

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2019年1月3日木曜日

◆トゥールーズ移籍合意のDF昌子源、移籍金3.8億円の3年半契約と仏専門サイトが推測(FOOTBALLZONE)




1月2日に渡仏をインスタグラムで報告 メディカルチェックをパス後に正式契約へ

 鹿島アントラーズの日本代表DF昌子源は、フランス1部トゥールーズへの移籍がクラブ間合意に達している。1月2日には自身のインスタグラムでフランスに向けて出発したことを報告しているが、トゥールーズ専門サイトは移籍金300万ユーロ(約3億8000万円)の3年半契約になる見込みだと報じている。

 昌子はプロ8年目の2018年、ロシア・ワールドカップ(W杯)の日本代表メンバーに選出。グループリーグ第3戦のポーランド戦(0-1)を除き、センターバックのレギュラーとして3試合にフル出場した。Jリーグ再開後に左足の負傷で約3カ月の長期離脱を強いられたが、AFCチャンピオンズリーグでは念願の初優勝を果たし、FIFAクラブW杯でも世界4位に入ってシーズンを終えた。

 昨年12月29日、かねてから噂されていたフランス1部トゥールーズへの移籍がクラブ間合意。昌子はクラブを通じ、「移籍については、色々な方に相談しました。内田選手、遠藤選手には背中を押してもらい、その中でも小笠原キャプテンに相談をした時、『お前が活躍して勝ち取ったオファーだろ!誰になんて言われようと、行きたいなら迷わず行け!!』と言われ、この言葉で勝負しようと決めました。いつか、小笠原キャプテンのように逞しくなるために」と決断の理由を明かしていた。

 そして昌子は1月2日、インスタグラムのストーリー(24時間で自動削除される写真・動画)に「行ってきまーす」と飛行機とフランス国旗の絵文字とともに機中の写真をアップし、フランスに向かったことを報告したが、トゥールーズの専門メディア「lesviolets.com」は「冬の移籍市場がオープン」と記し、昌子の動向についても伝えている。

「1月1日にフランスやヨーロッパ各地(スペインは1月2日)で移籍市場が正式にオープンした。ゲン・ショウジは近日中にメディカルチェックをパスし、3年半の契約を結ぶことが期待されている」

 また同メディアの別記事では、「移籍金は推定300万ユーロ(約3億8000万円)だ」とレポートされた。

英誌も「もう1人のサムライブルーの戦士がトゥールーズに加入する」と注目

 また、英サッカー専門誌「フォー・フォー・トゥー」も「フランスのクラブが日本のワールドカップスターのゲン・ショウジとサインへ」と取り上げ、「ケイスケ・ホンダ、シンジ・オカザキ、シンジ・カガワ、リツ・ドウアンなどが過去にヨーロッパのクラブでプレーしてきた。もう1人のサムライブルーの戦士がトゥールーズに加入する。それがゲン・ショウジだ」とFW岡崎慎司(レスター)やMF香川真司(ドルトムント)、MF堂安律(フローニンゲン)ら欧州組に昌子が加わることになると紹介している。

 トゥールーズは今季ここまで13位で、失点数はリーグワースト6位(27失点)。昌子との契約が巻き返しの起爆剤になるだろうか。






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