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尚志高(福島)サッカー部のU―18日本代表FW染野唯月(いつき、3年)がJ1鹿島入りを決断したことが25日、分かった。鹿島、浦和、F東京など複数クラブが来季の新戦力として獲得に乗り出していた。関係者によると、世代屈指の点取り屋は、鹿島の下部組織に所属した“古巣愛”から、出身地の茨城でのプレーを決めたという。
昨年度の全国高校サッカー選手権大会で2年生ながら得点王(5得点)に輝き、C大阪に加入内定のFW西川潤(17)=神奈川・桐光学園=と並んで高校NO1ストライカーの呼び声が高い。精度の高いポストプレーや裏への抜け出しに加え、高い決定力を備えている万能型FW。複数あったオファーから鹿島、浦和、F東京の3クラブに絞り、練習参加していた。
鹿島は、柳沢敦(富山・富山第一出身)、興梠慎三(宮崎・鵬翔出身)、大迫勇也(鹿児島・鹿児島城西出身)ら、伝統的に高卒入団FWが日本代表入りするなど大成している。21年シーズンからは、南米選手権で唯一の大学生としてプレーした日本代表FW上田綺世(あやせ、20)=法大=の加入も内定している。染野は切磋琢磨(せっさたくま)しながら、日本を代表するストライカーを目指す。
◆染野 唯月(そめの・いつき)2001年9月12日、茨城・龍ヶ崎市生まれ。17歳。ポジションはFW。中学時は鹿島アントラーズつくばジュニアユースでプレー。尚志では1年時に国体代表。2年時の全国高校サッカー選手権で5点を挙げて得点王。U―17、18日本代表。179センチ、67キロ。
◆【鹿島】U18日本代表・染野の加入決定…尚志で高校選手権得点王、争奪戦の最後は“古巣愛”(報知)