日刊鹿島アントラーズニュース

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2019年7月7日日曜日

◆【鹿島】今度はFW鈴木優磨にベシクタシュから正式オファー…右太ももをケガ今季出場0でも(報知)






 鹿島のFW鈴木優磨(23)にトルコ1部ベシクタシュから正式オファーが届いたことが6日、複数の関係者の話で分かった。

 鈴木は鹿島との契約を残すため、実現すれば移籍金が発生する。昨夏に複数クラブからのオファーを断ってACL制覇に貢献した過去もあり、鹿島側も本人の意思を尊重するもよう。今週中にも決断を下す。

 トルコの強豪は今季出場ゼロの才能を見逃さなかった。右太もも裏肉離れの再発により、今季いまだ公式戦出場のない鈴木にオファーが届いた。日本人離れしたフィジカルと打点の高いヘディング、得点への貪欲な姿勢が武器。負傷辞退となったが、昨季は日本代表にも初招集された。この日の磐田戦もベンチ外だったが、現在は全体練習に部分合流しており、実戦復帰も間近とみられる。

 ベシクタシュは世界一ともいわれる熱狂的なサポーターで知られ、昨季途中からはドイツ1部ドルトムントから期限付き移籍した日本代表MF香川真司(30)が半年間プレーした。ポジションこそ違うが、チームを離れた香川の“後釜”に指名された格好だ。昨季はリーグ戦を3位で終え、今季の欧州リーグ出場権を獲得。同じ街に本拠を置くライバルチーム・ガラタサライには日本代表DF長友佑都(32)が所属している。

 関係者によると、鈴木にはベルギー1部シントトロイデンも正式オファーを出したが、ベシクタシュの方が早い段階で獲得の申し入れがあり、条件面でも上回っているという。鹿島はMF安部がスペイン1部バルセロナ、DF安西がポルトガル1部ポルティモネンセから正式オファーを受けており、移籍が有力視される状況。鹿島一筋のエースの決断に注目が集まる。

 ◆鈴木 優磨(すずき・ゆうま)1996年4月26日、千葉・銚子市生まれ。23歳。小学校1年から鹿島の下部組織でプレーし、2015年にトップチーム昇格。同年9月12日のG大阪戦でデビューし初得点。17年から背番号9。18年に自身初の2ケタ得点(11点)をマークし、ACLでは大会最優秀選手賞。J1通算96試合出場27得点。182センチ、75キロ。右利き。

 ◆ベシクタシュ 1903年創立。本拠地はトルコ・イスタンブール市ベシクタシュ区。愛称は「ブラック・イーグルス」。リーグ優勝15回、トルコ杯優勝9回。欧州CLの常連で86~87年は8強、17~18年は16強。ホームスタジアムはボーダフォン・アリーナ(収容4万1903人)。元ポルトガル代表MFクアレスマ、セルビア代表FWリャイッチらが所属する


◆【鹿島】今度はFW鈴木優磨にベシクタシュから正式オファー…右太ももをケガ今季出場0でも(報知)





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