海外移籍が噂されている鹿島アントラーズの日本代表MF安部裕葵(20)だが、未だ去就は決定していないようだ。
鹿島は6日、明治安田生命J1リーグ第18節でジュビロ磐田と対戦。指揮官を交代して巻き返しを図りに県立カシマサッカースタジアムに乗り込んだ磐田との対戦だったが、29分にオウンゴールで先制した鹿島は40分にも小池裕太の得点でリードを広げ、2-0で勝利した。
安部は、74分からの途中交代で投入され、日本代表として臨んだコパ・アメリカ2019以降初めてリーグ戦でプレー。大きな経験を積んでから改めて感じたJリーグの印象については、「組織的」だと応えている。
また、海外移籍も囁かれている安部だが、そのことに関して「今日は答えない」と一蹴。とはいえ、「僕1人のことではない。鹿島と僕と相手チームのことなので、そこはしっかり鹿島と僕の代理人に任せてるので」と“相手チーム”の名前こそ明かさなかったものの何らかの接触を示唆し、「またしっかりとお話をさせていただこうと思っています」と今後進展する可能性があることを明かした。
しかし、交渉がまとまったともする一部の報道については「決まっていない」と否定。「報道がめっちゃ出てるみたいですけど、それは僕は知らない」とも語り、事実ではないことを強調した。
◆海外移籍噂の鹿島MF安部裕葵、一部報道を否定も「またしっかりとお話を…」(GOAL)