日刊鹿島アントラーズニュース

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2019年11月3日日曜日

◇【浦和|採点&寸評】鹿島の勝負強さに屈する…退席処分の大槻監督は厳しく採点(サッカーダイジェスト)







浦和――橋岡は精力的に働いたが、関根は持ち前の突破力を披露できず


[J1リーグ30節]鹿島1-0浦和/11月1日/カシマ

【チーム採点・寸評】
浦和 5
前半からタイトなマークに苦しみパスミスを繰り返し、徐々にペースを相手に明け渡す。最後までリズムを掴めないまま、後半に勝ち越し点を献上した。

【浦和|採点・寸評】
GK
25 福島春樹 5.5
ACL決勝第1戦(正GK西川が出場停止)を見据えて起用され、J1初出場を果たす。72分には土居のシュートを止めるも、そのこぼれ球をセルジーニョに押し込まれ、悔しい失点。

DF
2 マウリシオ 5
前半はゴール前で身体を張って相手の攻撃に対応。後半は冷静さを欠いてラフプレーを繰り返したのが悪印象だった。

5 槙野智章 5.5
こぼれ球への反応がわずかに遅れ、セルジーニョにゴールを許す。それまで大きなミスはなかっただけに、残念だった。

31 岩波拓也 5
24分の杉本へのフィードは見事だったが、それ以外では雑なプレーが目につく。自身のJ1通算150試合目を勝利で飾れなかった。

MF
8 エヴェルトン 6
シャドーの動きを見定めた的確なポジショニングが光り、ボールロストもほとんどなかった。もっとゴールに仕掛ける姿勢があれば、より脅威になったはず。

27 橋岡大樹 6
精力的に右サイドをアップダウンして攻守に働き、球際で懸命に戦った。同じ東京五輪世代の町田とのマッチアップは見応えがあった。

29 柴戸 海 5(77分OUT)
前半は精力的に中盤を動き回り、パスコースを遮断し続けたものの、後半にやや息切れ。相手にプレースペースを与えてしまった。

41 関根貴大 5(68分OUT)
守備となれば最終ラインまで素早く戻り、奔走。ただし、うまく距離感を保つ永木の対応に苦戦し、持ち前の突破力は鳴りを潜める。


浦和――途中出場の興梠も流れを変えられず


MF
10 柏木陽介 5.5
24節の松本戦以来、約2か月ぶりにリーグ戦に出場すると、高精度で鋭いプレースキックで期待を抱かせた。しかし得点にはつながらなかった。

12 ファブリシオ 4.5(74分OUT)
ボールを持ってもなかなか運べず、むしろ奪われる回数があまりに目についた。シュートチャンスも少なく、インパクトを残せなかった。

FW
14 杉本健勇 4.5
チョン・スンヒョンとブエノというファイタータイプのCBコンビに悩まされた。24分のビッグチャンスもモノに出来なかった。

交代出場
MF
3 宇賀神友弥 5.5(68分IN)
投入直後から果敢に仕掛けて、ゴールに向かった積極性は評価したい。それでも敵陣深くまでは運べず、迫力を欠いた。

FW
30 興梠慎三 4.5(74分IN)
先制点献上を受けて起用されるも、なかなかボールが回って来ず、流れを変えられなかった。杉本との役割分担も曖昧だった印象。

MF
7 長澤和輝 ―(77分IN)
ボランチで出場すると上下左右に幅広く動き回ったが、効果的だったとは言い難い。むしろスペースを空けてしまう要因になっていた。

監督
大槻 毅 3
思うように進まない試合展開もあってか終始フラストレーションを溜めていた。84分には相手選手を突き飛ばし、退席処分に。厳しく採点せざるを得ない。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。


◇【浦和|採点&寸評】鹿島の勝負強さに屈する…退席処分の大槻監督は厳しく採点(サッカーダイジェスト)





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