日刊鹿島アントラーズニュース

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2019年12月22日日曜日

◆鹿島修正力見せ決勝、大岩監督ハーフタイムに動いた(ニッカン)






<天皇杯:鹿島3-2長崎>◇準決勝◇21日◇カシマ

持ち前の修正力で、鹿島アントラーズがJ1の底力を見せつけた。前半は圧巻の試合運びで23分までに2点をリードしたが、その後に細かいミスが続き「自分たちからリズムを崩してしまった」(MF白崎)。次第に主導権を奪われ、前半37分にゴールを許した。

2-1で迎えたハーフタイムのロッカールーム。今季限りでの退任が決まっている大岩監督が、動いた。FW伊藤は「スタートの(守備に行く)高さをちょっと調整したのと、誰がどこについていくかを剛さん(大岩監督)が明確にした」。MF永木も「(相手の)左サイドの選手を自分が2枚見ていたので、健斗(三竿)やレオに『1枚気にかけて』と話した。(同サイドの)セルジーニョを前に残したかった」と、試合中にマークの修正をしていたことを明かした。この修正力こそ鹿島の力。8月から10月にかけて、公式戦13試合負けなしだったあの時の強さがよみがえった。

後半はCKから追加点を奪ってリードを再び2点に広げたが、直後に1点を許して薄氷の勝利となった。MF白崎は「勝ったのは最低限」と言った。J1の意地は見せつけたが、優勝にはまだまだ改善も必要だ。【杉山理紗】


◆鹿島修正力見せ決勝、大岩監督ハーフタイムに動いた(ニッカン)




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