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鹿島アントラーズの大岩剛監督(47)が今季限りで退任することが11日、発表された。4強入りしている天皇杯終了までは指揮を執る。後任は未定。今季リーグ戦を3位で終えて3年連続のV逸が決まり「2位、3位じゃダメなクラブなので、その責任は受け止めたい」と受け入れた。
17年途中にコーチから監督に就任。18年は鹿島を初のアジア王者へ導き、アジア最優秀監督にも輝いた。しかし「4冠」を目指した今季は、小笠原氏の引退に加えて主力が欧州に渡った。過密日程でけが人が続出するなど、指揮官だけの力では解決できない困難も立ちはだかった。
21日の天皇杯長崎戦(カシマ)に勝てば、元日の決勝で勇退への花道を用意できる。大岩監督のもと頭角を現したDF犬飼智也(26)は「センターバックとして、剛さんと一緒にやれてよかった。最後に一緒にタイトルを取りたい」と力に変えた。
◆鹿島犬飼、大岩監督勇退花道へ「最後にタイトルを」(ニッカン)