J1リーグ34節
名古屋グランパス―鹿島アントラーズ
12月7日(土)/14:00/豊田スタジアム
名古屋――ホーム最終戦で意地を見せたい
名古屋グランパス
今季成績(33節終了時):12位 勝点37 9勝10分14敗 45得点・49失点
【最新チーム事情】
●前節は磐田に1-2で競り負けた。
●J2との入れ替え戦に回る16位の湘南との勝点差は2。ただ今節は14位の鳥栖、15位の清水が直接対決となり、得失点差で大きく上回るため、残留は決定的な状況。
●昨年同様に来季の新ユニホームを着用して戦う。
【担当記者の視点】
前節は磐田に競り負けたが(磐田は試合後にJ2降格が決定)、12位をキープ。J2との入れ替え戦に回る16位の湘南との勝点差は2だが、今節は14位の鳥栖、15位の清水が直接対決し、ドローでともに勝点1を獲得したとしても、名古屋は両チームを得失点差で大きく上回るため、残留は決定的な状況となっている。
ただしホーム最終戦で不甲斐ない戦いを見せるわけにはいかない。フィッカデンティ体制になってからも1勝3分3敗と、思うように勝点を積み上げられなかっただけに、サポーターを喜ばせられるような勝利を挙げたいところだ。
鹿島――三竿の奮起に期待
鹿島アントラーズ
今季成績(33節終了時):3位 勝点60 17勝9分7敗 53得点・30失点
【最新チーム事情】
●ホーム最終戦の前節は神戸に1-3の完敗。
●前節は出場停止だった三竿、ブエノは先発濃厚。
●E-1選手権に挑む日本代表に上田、相馬が選出。
【担当記者の視点】
前節の結果で、リーグ優勝の可能性は消滅。ただ、まだ来季のACL出場権獲得という目標がある。最後はしっかりと勝って締め括り、ベスト4に残る天皇杯につなげたい。
問題は、9月下旬の札幌戦から複数得点できていない攻撃面。個々は高い意識でゴールに向かう姿勢を見せているが、点と点がなかなかつながらない。今節は、ブエノとともに三竿が出場停止明けでピッチに戻ってくる。テンポの良い配給で周囲を活かし、チーム全体を前に押し上げられるボランチの奮起に期待したい。
◆【J1展望】名古屋×鹿島|鹿島はACL出場権獲得なるか?ほぼ残留決定の名古屋は…(フットボールチャンネル)