日刊鹿島アントラーズニュース

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2020年8月28日金曜日

◆J1初先発の鹿島18歳MF荒木、“駆け引き”光った決勝アシスト「まず顔を上げたときに…」(ゲキサカ)






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[8.26 J1第26節 FC東京1-2鹿島 味スタ]

 J1リーグ戦初先発の鹿島アントラーズMF荒木遼太郎が後半12分、絶妙なパスでFWファン・アラーノの決勝ゴールをアシストした。

「まず顔を上げたときにパスとシュートの選択肢を浮かべて、(土居)聖真くんが見えたけど厳しいかなと思った。次にアラーノが見えて、前に高萩選手がいたのでためながらパスを出した」。そう冷静に振り返ったとおり、パスコースは駆け引きに定評のあるMF高萩洋次郎の逆を取っており、非凡なプレービジョンが光った場面だった。

 前節までの12試合で8試合に出場していたが、いずれも途中出場。ルヴァン杯を除けば先発出場はこの日が初めてだった。それでも「(三竿)健斗くんが『ミスをして取られても、俺が取り返してやる。どんどん自分の良さを出して行け』と言ってくれた」と先輩の助言を受け、立ち上がりから堂々のパフォーマンス。試合後には「自信を持ってプレーできた」と手応えを語った。

 第10節の神戸戦では後半アディショナルタイムに劇的な同点弾を決めるなど、すでに常勝軍団の大きな戦力となっている東福岡高出身1年目の18歳。「守備の部分のフィジカルがまだ全然足りていないのは課題」とまだまだ過信に陥ることなく、「ゴールへの迫力をさらにつけていきたい」と成長を続けていく構えだ。


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