日刊鹿島アントラーズニュース

Ads by Google

2020年11月15日日曜日

◆【J1採点&寸評】鹿島 1-1 川崎|アクシデントに揺れるも見応えのある一戦に。意地の一発を決めたエヴェラウド、華麗ミドルの脇坂を評価(サッカーダイジェスト)






鹿島――古巣対戦の奈良は魂のブロックも


[J1第27節]鹿島1-1川崎/11月14日/カシマ
 
【チーム採点・寸評】
鹿島 6
試合日の朝に新型コロナウイルスの陽性者が出たことが発表され、開催の可否も不透明だったなかで、川崎を相手に粘り強く勝点1をゲット。「選手たちも寝不足の部分はあると思う」とザーゴ監督が振り返ったなかで、先制されながらドローに持ち込んだ。この勝点を次節につなげられるか。

【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 6
素晴らしいシュートを決められた失点シーンは悔しいはず。一度、ファンブルから中村に狙われたが、他のシーンでは好セーブを見せ、勝点1獲得に貢献した。
 
DF
37 小泉 慶 5.5(64分 OUT)
三笘の対応に苦慮した印象で、攻撃にも大きく関われず。球際では奮闘していたが……。
 
39 犬飼智也 5.5
21分にはクロスで上田の決定機を演出。相手を押し込んだ際には攻撃に関わった。それでもイエローを受けるなど三笘の対応では後手を踏むことも。

3 奈良竜樹 5.5
古巣との初対戦に気合十分でピッチへ。失点シーンでは難しい対応を強いられ、脇坂に上手くシュートを打たせてしまった。ただ、78分にはエリア内でL・ダミアンのシュートを魂のブロック。試合とは関係ないが、戦友や川崎のサポーターとの交流は微笑ましいシーンだった。
 
16 山本脩斗 6
序盤こそ家長に良い形でボールを持たれたが、その後は辛抱強く対応。沖がファンブルしたボールもカバーした。試合終盤のヘッドを決めていればヒーローだった。

MF
20 三竿健斗 5
デュエルの強さを活かしてガツガツと相手に寄せ、後半はボールの配球も求められた。しかし終了間際に危険なタックルで退場に。やや後味が悪いゲームに。
 
4 レオ・シルバ 5.5(64分 OUT)
ボールの回収を目指しながら、パスの散らし役を担う。ただ、フィードが相手に引っかかることも少なくなかった。


鹿島――エヴェラウドは貴重な同点ゴールをマーク





MF
7 ファン・アラーノ 4.5(HT OUT)
痛恨のパスミスで脇坂に独走を許してゴールを奪われた。仕掛ける意識は高かったが、挽回できぬままハーフタイムで交代に。
  
8 土居聖真 5.5
前線で組んだエヴェラウド、J・アラーノらの動きを見ながらバランスを取ってプレー。ただしより自分でも仕掛けても良かったか。それでもエヴェラウドのゴールの場面では潰れ役になった。

FW
9 エヴェラウド 7
機動力を活かして川崎にプレッシャーをかけ続け、75分には貴重な同点弾。気持ちのこもったゴールだった。
 
36 上田綺世 6(81分OUT)
チャンスはあっただけにストライカーとして1本は決めたかった。しかし動きは悪くなかった点を加味すれば、「6」が妥当か。

交代出場
MF
30 名古新太郎 5.5(HT IN)
後半頭からピッチへ。空いたエリアへのフリーランを繰り返すも、味方となかなか息が合わなかった。

MF
25 遠藤 康 6.5(64分 IN)
中央にポジションを取りながら、サイドに流れて味方とも連係。エヴェラウドの得点にも絡み、試合終盤には山本の決定機も演出した。
 
DF
22 広瀬陸斗 6.5(64分IN)
右SBとして果敢に前へ仕掛け、エヴェラウドのゴールを導く。手応えの得られる働きをこなした。

FW
15 伊藤 翔 ―(81分IN)
スピードを活かして相手の最終ラインの裏を狙った。ただシュートは打てず。

監督
ザーゴ 6.5
新型コロナウイルスの陽性者が出たことで、難しい采配を余儀なくされる。それでも1点ビハインドで迎えた後半は布陣を変更し、遠藤、広瀬の投入も当たり。チームに勝点をもたらした。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。


◆【J1採点&寸評】鹿島 1-1 川崎|アクシデントに揺れるも見応えのある一戦に。意地の一発を決めたエヴェラウド、華麗ミドルの脇坂を評価(サッカーダイジェスト)





Ads by Google

日刊鹿島

過去の記事