鹿島アントラーズは12月24日、GK曽ケ端準の引退を発表した。
現在41歳の曽ケ端は、1998年に鹿島ユースからトップチームに昇格して以来、アントラーズひと筋、今シーズンで23年目だった。
その23年間で17のタイトル獲得に貢献した守護神の引退に、海外も注目している。
圧倒的なデータ量で、世界中の移籍情報をとり取り扱っているドイツの専門サイト『transfermarkt』は、「世界で最も忠実な選手が引退」と、ベテランGKがユニホームを脱いだ事実を伝えた。
記事によれば、同サイトの統計では、曽ケ端が鹿島に在籍した日数は、「22年10か月23日」。これは、ひとつのクラブに継続して在籍した期間としては、全世界のフットボーラーのなかで、現役ナンバーワンだという。
ちなみに、ランキングの13位タイには、現役引退を発表している川崎フロンターレの中村憲剛と柏レイソルの大谷秀和(17年10か月23日)が、19位にはバルセロナのリオネル・メッシ(16年11か月23日)が入っている。
ひとつのクラブで現役を終える選手が少なくなるなか、世界に誇れる記録を残した曽ケ端。そのキャリアに改めて賛辞を贈りたい。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
◆「世界で最も忠実な選手がリタイア」鹿島GK曽ケ端準の引退に海外注目!メッシを凌ぐ“世界一”の記録も紹介(サッカーダイジェスト)