J1鹿島は20日、クラブハウスグラウンドで新シーズンに向け始動した。昨季まで4季連続で国内タイトル無冠に終わっており、オンライン取材に応じた三竿主将は「自分たちがタイトルを取るチームだという意識を常に持ち、日頃の練習をやる」とタイトル奪還を誓った。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、県が緊急事態宣言を出したことに伴い、初日の練習は報道陣を含め非公開とし、外国人のスタッフ、選手を除いたメンバーで、ランニングメニューなどに取り組んだ。
ザーゴ監督、エベラウドら外国人のスタッフ、選手はこの日来日し、2週間の隔離措置を経て、来月3日から13日まで行われる宮崎キャンプの途中から合流する。
ただ、14日に母国ブラジルで同ウイルス陽性判定を受けたレオシルバは来日スケジュールが未定。新加入のアルトゥール・カイキも、政府がスポーツ関連の入国に関する特例を一時停止し、外国人の新規入国を来月7日まで原則認めないため、来日スケジュールが決まっていない。
鹿島は21日以降、クラブハウスグラウンドでコンディションを向上させるメニューを中心に取り組む。その後、宮崎キャンプに入り、2月27日のリーグ開幕戦となる清水戦に備える。
◆J1鹿島始動 タイトル奪還誓う(茨城新聞)