母国を離れ、アジアへの旅を決断した理由は…
名門サントスから今年1月、鹿島アントラーズに電撃加入したディエゴ・ピトゥカが、ブラジルメディア『UOL Esporte』の独占インタビューに登場。移籍への率直な想いを明かしている。
現在28歳のブラジル人レフティは、経験豊富で、リーダーにもなれる職人肌の選手だ。また、ボランチを本職としながらSB、CB、攻撃的MFほか、トップで出場した経験も持つなど、その圧倒的なユーティリティ性も魅力である。
そんな屈指の実力派が、母国を離れアジアへの旅を決断したのは、サントスの財政負担軽減への貢献とともに、より多くの給料を貰うことで、生後9か月の長女により良い環境を与えたいという、強い想いからだという。
「僕はクラブに対する愛情があるから、サントスに残りたいと思っていたが、娘の誕生とともに状況は変わった。もっといい環境を手に入れたいと思ったんだ。彼女のより良い未来のために」
また、長女は契約に「イエス」と答える決め手となっただけでなく、人生においても、大きな克服要素となったようだ。
◆「サントスに残りたいと思っていたが…」鹿島新加入ピトゥカが語る移籍の本音(サッカーダイジェスト)