第93回センバツ高校野球大会(19~31日・甲子園)に2年連続25度目出場の天理(奈良)を紹介する。昨秋は5番を務めて近畿大会8強に貢献した内藤大翔(やまと)内野手(2年)は、J1鹿島などで活躍した就行(なるゆき)さん(53)=J3テゲバジャーロ宮崎監督=を父に持つ。中学の先輩でもある瀬千皓(せ・ちひろ)外野手(3年)とクリーンアップ再結成を目指す。天理は第2日第1試合で宮崎商と対戦する。
天理の内藤は2月28日の紅白戦で、今秋ドラフト上位候補の達(たつ)孝太(3年)から左越え2ランを放つなど、3安打2打点とアピールした。昨秋の近畿大会後は、腰の疲労骨折で故障者に入って練習し、1月中旬に復帰した。「レギュラーをもう1回取りたい」と、言葉に力を込めた。
◆父は元Jリーガー天理・内藤大翔、昨秋近畿大会コールド負け大阪桐蔭に借り返す…センバツ19日開幕(報知)