鹿島から古巣・湘南へ1年半ぶりに復帰したDF杉岡大暉が13日、オンラインで取材に応じ、新天地での活躍を誓った。半年間の期限付き移籍で加入。「しっかり存在意義を示さないといけない。チームに合わせるというより、自分のストロングを出していきたい」と抱負を語った。
昨年1月に湘南から鹿島へ移籍したが、昨季はリーグ戦出場が7試合、今季もここまで7試合どまり。メンバー入りが期待された今夏の東京五輪代表にも選ばれず「もちろん悔しさはあったけど、最近のパフォーマンスや試合の出場率を見ても自分でも納得せざるをえないし、力不足だった」と振り返った。
先月下旬に古巣からオファーを受け、「2日後には決めた」と即決。鹿島の相馬監督からは「おまえはメンタルでプレーが変わる。自信をもってやれば大丈夫」と背中を押された。「メンバーに入れなくても腐らずに向き合ってきた。サッカー選手として常に試合に出られるわけじゃないので、いい経験だったと言えるようにしたい」と前を向いた。
11日からチーム練習に合流。湘南の浮嶋敏監督から「後ろと前、どっちもやってほしい。最後の際の部分でチームを引っ張る、鼓舞して守りきるところの厳しさを持ってやってほしい」と期待の言葉を受けた。左のセンターバックやウィングバックでの起用が見込まれ、「(チームの)ベースとなってる部分に自分の力を加えて、攻撃面でも前への推進力でチームの力になりたい」と活躍を誓った。
◆DF杉岡大暉、古巣・湘南から復帰オファーに2日で即決! 「存在意義を示さないといけない」(報知)