日刊鹿島アントラーズニュース

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2021年9月13日月曜日

◆全国知事会 入場制限「統一方針を」 茨城・大井川知事が提言(茨城新聞)






全国知事会新型コロナウイルス緊急対策本部のオンライン会議に参加した茨城県の大井川和彦知事は、緊急事態宣言発令期間中のイベントにおける入場制限の在り方について「県ごとに対応が分かれているため、統一した方針を示す必要がある」などと提言した。

県は県立カシマサッカースタジアムへの観戦客の受け入れについて、PCR検査などでの陰性確認やワクチン接種者に限るよう、鹿島アントラーズ側に協力を要請。現在、同スタジアムでは無観客での対応となっている。

一方、他県では観戦客の入場を認めているケースもあり、大井川知事は「(県の対応について)不公平感を抱かれている」と指摘。東京五輪が無観客対応だった点に触れ、「野球やサッカーの開催と対応が異なっている。整合性を確認する必要がある」とし、統一方針が必要との考えを示した。

また、感染症患者の受け入れに応じない民間病院があることを挙げ、「第6波、7波とさらに病床が逼迫(ひっぱく)する事態となれば、大きな問題になる」と課題を指摘。医療従事者の確保へ向けて、協力要請の権限を強化する法的な仕組み構築も提案した。

改正感染症法では、正当な理由なく病床確保に応じない医療機関に対し勧告や施設名の公表をすることができる。ただ、正当な理由の定義があいまいな側面もあることから、大井川知事は「勧告や公表以前に、しっかり協力態勢を築いてもらえるような強い法的枠組みが必要だ」と述べた。




◆全国知事会 入場制限「統一方針を」 茨城・大井川知事が提言(茨城新聞)





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