明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズでプレーした過去をもつMF安部裕葵(22)は、どうやらバルセロナのBチーム退団に向かっているようだ。2日、スペイン紙『スポルト』のジャーナリストが伝えている。
安部裕葵は2019年夏に鹿島アントラーズからバルセロナのBチームへ完全移籍により加入。移籍1年目の2019/20シーズンはセグンダB(スペイン3部相当)で20試合に出場していたが、昨年2月に右ハムストリング筋断裂という大怪我により長期離脱。昨年10月と12月に復帰していたものの、再負傷により戦列を離れていたが、今年4月中旬に再復帰。以降は公式戦5試合でピッチに立っていた。
安部裕葵はバルセロナBチームとの現行契約を2023年6月まで残している。また、同選手の去就を巡っては、今年5月にギリシャ・スーパーリーグ(ギリシャ1部)の強豪パナシナイコスからの関心が伝えられていた。
その中、バルセロナのBチームは今月2日に今季の背番号を発表しているが、安部裕葵の名前は含まれていない。現地メディアの報道によると、バルセロナは財政難であることを踏まえ、負傷離脱期間の長い安部裕葵と契約解除に踏み切る方針を固めているとのこと。また、同選手はJリーグへ復帰することが既定路線となっているようだ。
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