日刊鹿島アントラーズニュース

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2022年1月4日火曜日

◆【移籍でこうなる!】鈴木優磨も電撃復帰!「変革」は成功するか!? 勝負のシーズンに挑む鹿島アントラーズ【2022年J1クラブ最速予想】(サッカー批評)






 2022年シーズンは、すでに動き出している。1月半ばには訪れる始動日に向けて、Jリーグの各クラブはチーム編成を進めている。
 サッカー批評では、J1クラブの動向をチェック。移籍の噂やクラブからの正式発表をサーチして、2022年の最速スタメン予想を試みた。「あなたのクラブ」は、どんな新しい姿を見せてくれるのか...。


■未来を懸けた1年


 鹿島アントラーズにとっては、勝負のシーズンとなる。単にタイトルを目指すといった目の前の戦いだけではなく、未来を懸けた1年になる。

 Jリーグで最も濃厚な血の受け継ぎを行ってきたクラブが、「変革」に挑む。これまで「開祖」ジーコから続くブラジル路線から切り替えて、初めてヨーロッパから監督を迎えるのだ。グローバルに発展が続く現代サッカーとはいえ、これまでとは小さくない変化が生まれてくるだろう。

 招へいされるレネ・ヴァイラー監督は、これまで4-2-3-1や4-1-4-1を用いて戦ってきたようだ。2021年の鹿島も2人のボランチを置くシステムで戦っており、4-2-3-1が落ち着きどころとなる可能性は高いだろう。

 中盤は、一番の変化がもたらされるポジションとなりそうだ。ここ数年の屋台骨を担ってきたレオ・シルバからディエゴ・ピトゥカへとスイッチ。2021年シーズン途中から加わり、前線への進出や大きな展開など攻撃力を示してきたピトゥカの存在感が、レオ・シルバの移籍を後押ししたことは確かだろう。その中盤の底には、中村亮太朗を獲得。J2でプレーしていた選手だが、クラブとともに新たな道を切り拓く存在となるかもしれない。

 樋口雄太、仲間隼斗という攻撃的な選手も迎えた。鹿島での実績ある選手がそろっているポジションではあるが、新たな刺激が必要とされているということだろう。


■新年早々に鈴木優磨が復帰の朗報も


 さらには、新年早々にビッグニュースが飛び込んできた。アカデミー育ちの鈴木優磨の電撃復帰だ。

 ベルギーで結果を残し、昨夏には欧州内での移籍が噂されていたが、実現には至らなかった。脂の乗った時期に、古巣にタイトルを取り戻すため戻ってきた。

 ヴァイラー監督にとっても、選択肢を大きく広げる存在だ。現状のFW陣では上田綺世が一番手だろうが、その序列に大きな刺激を与え得る。1トップの座を争う存在になるかもしれないし、鹿島伝統の4-4-2の2トップを鈴木と上田が形成するかもしれない。上田とエヴェラウドの2トップは、奏功しなかった。もしも新生2トップが誕生すれば、鹿島の強烈な起爆剤になる可能性は十分にある。

 最終ラインでは、犬飼智也が浦和レッズへと移籍。生え抜きの町田浩樹もベルギーへの移籍が濃厚と報じられている。2021年シーズンの主力CBコンビが入れ替わることになりそうだが、すでにキム・ミンテを獲得。2021年途中に加入した名古屋グランパスにもすぐさま馴染んで力を発揮していたように、切り替えが進む鹿島にはうってつけの新戦力だろう。

 キム・ミンテとCBコンビを組むのは、関川郁万か。鹿島ではこれまでも、昌子源や植田直通といったCBが海を越えて羽ばたくたび、新たな力が台頭してきた。22歳になるシーズンに、関川にも「その時」がやって来たということだろう。

 伝統を受け継ぐのも、簡単なことではない。一方で、変化に挑むのも大変な作業だ。どちらにも共通するのは、「チャレンジ」であること。そう考えれば、勝負の2022年に挑む鹿島の下地はできている。







◆【移籍でこうなる!】鈴木優磨も電撃復帰!「変革」は成功するか!? 勝負のシーズンに挑む鹿島アントラーズ【2022年J1クラブ最速予想】(サッカー批評)










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