日刊鹿島アントラーズニュース

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2022年2月11日金曜日

◆【鹿島】鳥栖で鍛えられた樋口雄太が衝撃を受けた練習初日「正直強度にビックリした」(サカノワ)






「このバトルに一つひとつ勝っていくことで、試合にも勝っていけると感じた」


 J1リーグ鹿島アントラーズの樋口雄太が2月10日、オンラインによる取材に応じて、新天地での決意とともに、12日の水戸ホーリーホックとのプレシーズンマッチ、あと9日に迫ったJ1リーグ開幕のガンバ大阪戦に向けて抱負を語った。

 鹿屋体育大学を経て加入したサガン鳥栖では3年間プレー。育成年代の時を過ごしたチームに“復帰”するとともに進化を遂げ、昨季は「10番」を背負い37試合・6ゴールとブレイク。そして今シーズン、初めての移籍を決断して鹿島の一員となった。

 日本政府の新型コロナウイルス感染症対策の水際対策の措置により新規入国が認められず、レネ・ヴァイラー新監督の不在が続く。ただ、岩政大樹コーチらのもと、樋口は充実した日々を送れていると言う。

「監督が代わり、サッカーが少しずつ変わるなか、それがキャンプである程度落とし込まれ、いい雰囲気の練習で、互いに高め合えています。みんなの理解度も高く、やりたいサッカーを理解し、試合に出すだけです。試合が楽しみです」

 13日には「いばらきサッカーフェスティバル2022」の水戸ホーリーホック戦が組まれる。樋口は「チームとして必ず勝つことを前提に、90分間、ボールを追い続け、そして攻め続けることを目指していきたいです」と目標を立てる。

 また、鳥栖でもハードワークと球際の厳しさに揉まれてきたことで自信を持ってきた。ただ鹿島加入後、そのボール際の激しさに驚かされたとも明かした。

「鳥栖も練習から厳しくやってきましたが、さらに一段階、二段階、ここでの球際のほうが上だと感じました。それが正直な感想です。初日の練習で強度にビックリして、このプレッシャーの中でプレーできたらより成長できると思いました。このバトルに一つひとつ勝っていくことで、試合にも勝っていけるのと感じさせてもらいました。今は充実して取り組めています」

 そして「開幕からフル稼働できるように準備してきました。プレーで示し、チームの戦いプラス自分の良さを前面に出していきたいです」と言う25歳のアタッカーは、「タイトルを獲りたいです。この伝統あるチームで、少しでも貢献できるように」と、その一つの思いに全てを集約させる。

 昨年8月に第一子の長男が誕生して育児にも奮闘中。「子供が生まれて責任感が増しています。チームのために、そして家族のために頑張りたいというモチベーションで毎日できています」と、2022シーズン、樋口が鹿島でまさに心機一転、人生の新たなそして大きな一歩を踏み出す。






◆【鹿島】鳥栖で鍛えられた樋口雄太が衝撃を受けた練習初日「正直強度にビックリした」(サカノワ)






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