◆天皇杯▽準々決勝 神戸0―1鹿島(7日・ノエビアスタジアム神戸)
鹿島が2019年度大会以来となる4強入りを果たした。後半17分、右サイドからのクロスをFWアルトゥールカイキがヘディングでゴール前に折り返し、FW鈴木優磨が頭でねじ込んだ。メンバーを落としで臨んだ神戸の攻撃に脅威を感じることなく、試合をコントロールしたまま逃げ切った。
シーズン途中で就任した岩政大樹監督は「ホッとしました。クラブとして、僕にあの時点で(監督の座を)渡した時点で、はっきりと言われてませんけども、天皇杯を取るための交代だということはおそらくあっただろうと思う。この試合のプレッシャーは相当ありました。川崎戦から戦いを転換したのも、この試合に向けて、あるいは天皇杯を勝ちきるために転換をしたというところがありましたので、ここで勝たないと何の意味ももたなかった」と振り返った。
◆鹿島が神戸に完封勝利 19年以来4強入り 岩政大樹監督「ここで勝たなければ何の意味もなかった」(報知)