宮崎でキャンプを行っているサッカーJ2、徳島ヴォルティスは、21日、今シーズン最初の練習試合を行い、補強で選手層が増した攻撃陣が躍動しました。
宮崎市で行われた練習試合は、J1の強豪、鹿島アントラーズを相手に、45分を2本、30分を1本の形式で行われました。
得点力不足の改善を図るヴォルティスは今シーズン、6人のフォワードが新たに加入しました。
このうち、1本目の試合に先発した元日本代表の柿谷曜一朗選手は、得点に絡む場面はなかったものの前線から相手に厳しいプレスをかけ、ボールを奪いにいくプレーを見せていました。
また、6年ぶりに徳島に復帰した渡大生選手は2本目の試合でゴールを決め、得点力の高さを見せました。
さらに、3本目には柏レイソルから加入した森海渡選手もゴールを決め、補強で選手層が増した攻撃陣が躍動しました。
一方、徳島市出身の西野太陽選手も2得点をあげ、レギュラー争いの中で好調ぶりをアピールしました。
鹿島との練習試合は、1本目が0対2、2本目が2対1、3本目が4対0でヴォルティスはJ1の強豪相手に勝ち越しました。
柿谷選手は「鹿島のようなチームと試合をできるのはすごく大きく、全員がいいゲームをできた。ボールを奪ってそのままゴールまでいく質をもう少し高めていきたい」と振り返りました。
また、渡選手は「若い選手が多くメンタル的には波がある。気持ちで引っ張っていける選手が大事なので、自分がそういう役割をしたい」と話していました。
2得点の西野選手は「常にチャンスをうかがっていい形でボールが来たのであとはシュートを決めるだけだった。リーグ戦でも得点を量産できるように頑張っていきたい」と話していました。
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