日刊鹿島アントラーズニュース

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2023年5月16日火曜日

◆ゴール後に…全てをひっくるめてやっぱり鹿島・鈴木優磨は絵になる被写体(スポニチ)



鈴木優磨


明治安田生命J1リーグ第13節   鹿島2―0名古屋 ( 2023年5月14日    国立競技場 )


 【カメラマンいち押しショット】国立競技場に56020人の観衆を集めJリーグ30周年記念マッチとなった一戦は前半早々から動いた。12分、樋口のCKに鹿島・鈴木が頭であわせ幸先よく先制ゴール、と思いきやVAR判定に。鹿島サイドで鈴木がネットを揺らす瞬間を撮影していた私は「オフサイドもないだろうに、何のファウルだろう」と考えていると、判定の結果、ゴールは取り消された。当然のことながら鈴木や岩政監督たちが木村主審に説明を求め猛抗議したが判定は覆らずノーゴールとなった。

 得点が取り消され鹿島に少し嫌ムードが流れていた前半29分、同じ樋口のCKから鈴木が「決め直し」と言わんばかりのゴールを頭で決めた。他の選手がかぶってしまいヘディングシュートの瞬間が見えず、ネットが揺れたのは確認できたものの、選手たちがほとんど喜ばなかったので「誰がゴールを決めたのか!?」と必死に探していたら、序盤の得点を取り消され怒りを覚えていた鈴木が木村主審に抗議も込めたゴールセレブレーションを行っていた。

 なかなかこういったシーンを最近のスポーツの現場で目の当たりにすることがないので驚いていると、その後、鈴木は国立の空に人差し指を突き上げ、私が運良くサポーターバックにその瞬間をとらえた写真は最高の1枚となり翌日の紙面を飾った。

 抗議を込めたゴールセレブレーションは賛否両論あると思うが、恒例のゴール後の芝の上を滑るパフォーマンスなど、全てをひっくるめて鈴木優磨はカメラマンにとって絵になる被写体の一人であることは間違いないと思った。(写真と文・西海健太郎)





◆ゴール後に…全てをひっくるめてやっぱり鹿島・鈴木優磨は絵になる被写体(スポニチ)





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