鹿島アントラーズは27日に行われた明治安田生命J1リーグ第15節サガン鳥栖戦を2-2で終了。MFアルトゥール・カイキに対するDF山﨑浩介の接触プレーで、ノーファウルにより鹿島にPKが与えられなかったことが議論の対象となっている。
問題視されているのは、1-2と鹿島がビハインドで迎えた70分のシーン。ドリブルでペナルティエリアに侵入したカイキに山﨑がコンタクトすると、カイキが転倒。この時、山﨑の左足がカイキの右足に引っかかっており、ボールには触れていない。ただ主審はノーファウルと判定している。
この接触シーンは瞬く間にツイッター上で拡散。鹿島サポーターからは「なぜVARでチェックしないのか」「どう見てもPK」「主審の今日のファウル基準なら、どう考えてもカイキのはPK」とノーファウル判定に対する異論が噴出。
また20日開催のJ1第14節FC東京戦では、DF関川郁万がFWディエゴ・オリヴェイラとペナルティエリアで接触した際、ディエゴ・オリヴェイラを後ろから倒したとしてファウルをとられている。それだけに一部のファンからは「カイキのがPKじゃないならば、前節の関川もノーファールでしょ」「関川がペナルティエリア内でディエゴ・オリヴェイラを倒してPKとなったのと何が異なるんだ」といった疑問も。DAZN制作番組『Jリーグジャッジリプレイ』での解説を求める声も上がっている。
なお鹿島は後半アディショナルタイムにFW鈴木優磨が同点ゴールを奪取。勝ち点1の獲得により、首位ヴィッセル神戸から勝ち点9差の6位につけている。
「山﨑の左足がカイキの右足に引っかかっており、ボールには触れていない。ただ主審はノーファウルと判定している」
— 日刊鹿島アントラーズニュース (@12pointers) May 27, 2023
なんか今シーズンは審判と戦ってる感じですね…。
◆鹿島カイキの鳥栖戦PK疑惑物議「FC東京戦の関川郁万ファウルだが…」(FOOTBALL TRIBE) https://t.co/JIdjAJUmk1 pic.twitter.com/U74Zb9R7Dk