ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズの日本代表DF町田浩樹が胸の内を明かした。
ベルギー1部ジュピラー・プロ・リーグのプレーオフ1は、3チームが勝ち点「1」差にひしめく大混戦の中で4日に最終節が行われた。
町田の所属するサン=ジロワーズは、首位のロイヤル・アントワープと同勝ち点「46」の2位でクラブ・ブルージュ戦に臨み、後半開始直後にシモン・アディングラのゴールで先制。リードを保って終盤を迎えた。
一方で、アントワープは勝ち点「45」の3位ヘンクに75分に勝ち越されていた。
このままいけば優勝はサン=ジロワーズだったが、89分にクラブ・ブルージュの本間至恩に同点弾を浴び、アディショナルタイムにも2失点。アントワープとヘンクも引き分けに終わったため、勝っていれば1934-35シーズン以来となる戴冠だったが、わずか数分で栄冠は手からすり抜けてしまった。
先発出場した町田は試合後にインスタグラムを更新し、胸中を吐露。悔しさをにじませた。
「間違いなく今までの人生で最も辛い瞬間でした。まだ現実を受け入れられませんが、大好きなファンサポーター、チームメイトとまた喜びあえるように、強くなって戻ってきます。たくさんの応援、ありがとうございました」