鹿島アントラーズの岩政大樹監督(41)が11日、天皇杯3回戦・ヴァンフォーレ甲府戦(12日、JITス)へ取材に応じ、リーグ戦とメンバーを変更して臨む考えを示した。
8日のアウェーでのサンフレッチェ広島戦から中3日。酷暑の中での再遠征で、選手の疲労も激しい。岩政監督は「うちはカップ戦はメンバーを変えて臨んでいる。移籍などでスリム化されたけど十分に選手層はある」とキッパリ。「メンバーを同じで行くつもりはない。しっかり勝たないといけないので、いいバランスで送り出したい」とメンバーの一部変更を示唆した。
盆地の甲府は猛暑でも知られる。岩政監督も経験しており「暑くて苦しんだ記憶がある」と振り返る。暑さが年々、増している状況で「今はプレーするのは相当苦しい状況。暑さで優しさを見せると選手の甘さにつながることもある。整えて戦わせてあげないと」と話した。
◆【天皇杯】鹿島岩政監督、広島戦からのメンバー変更を示唆、酷暑の中の12日3回戦甲府戦(ニッカン)