「ベンチでシーズンを終えた」
ブラジルの大手メディア『globo』が、スペインとフランスでプレーする日本人選手の2022-2023シーズンを評価する記事を掲載した。担当したのは、日本通で知られるティアゴ・ボンテンポ記者だ。
同記者が「悪い」と評価したのが、スペイン2部のレガネスでプレーするMF柴崎岳だ。
「彼はレガネスで3シーズン目を終えたが、昇格することなくシーズンを終えた。個人成績においても、昇格を争うどころではなかったチームのパフォーマンスにおいても、最も貧弱なシーズンだった。シバサキはシーズン終盤に監督が交代したことでポジションを失い、そのままベンチでシーズンを終えた」
ボンテンポ記者は「カタール大会では、ベンチにいたままだったが、レガネス史上初めて(レンタル選手を除く)ワールドカップに招集された選手となった」と綴り、こう続けている。
「代表チームでも居場所を失ったため、今シーズンの彼にはあまりポジティブな要素は残されていなかった。 クラブと契約満了になるため、(古巣)鹿島アントラーズのファンは、ついに憧れの選手が戻ってくる可能性があると心待ちにしている」
6月30日をもって、レガネスとの契約が満了となった柴崎。新天地に注目が集まる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
◆「ポジティブな要素はない」柴崎岳の現状に海外記者が指摘!レガネスとの契約満了で古巣復帰も?「鹿島のファンは心待ちにしている」(サッカーダイジェスト)