<明治安田生命J1;東京1-3鹿島>◇第21節◇16日◇味スタ
鹿島アントラーズはFW鈴木優磨(27)の今季9得点目などでFC東京に逆転勝ちし、4試合ぶりの白星を手にした。
12日の天皇杯3回戦ではJ2ヴァンフォーレ甲府にPK戦の末に敗れタイトルを1つ逃していた。この試合も前半9分に先制を許す苦しい展開になったが、前半23分に左コーナーキックから鈴木が頭であわせ同点。前半45分にはFW垣田裕暉が、MF樋口の右からのシュート性のホールをファーで頭で合わせ逆転。後半9分にはMFピトゥカのミドル弾で勝利を引き寄せた。
試合後、岩政大樹監督(41)は「1つのタイトルを逃して非常に苦しい3日間だった。先制される展開で、盛り返して3点取って勝つことがなかなかできることではない。素晴らしかった」と選手を称えた。
鈴木は6試合ぶりの得点。指揮官は「見ての通りすごい男。窮地になったときに先頭になってやってくれる。2度助けられた」と4月に5連敗を止めたアウェーでのアルビレックス新潟戦での鈴木のゴールにも言及した。
直近3試合ではFW垣田を含め前線に負傷者が出ていた。この日、垣田が先発復帰し、2トップを起点にした攻撃で勝利をつかんだ。岩政監督は「いろんなやり方を使ったが勝ちきるまではなかった。僕自身の責任。ぐらついたところあったが、垣田がスタメン戻せる状態になった。この形は今季の新しい鹿島のベースのやり方」と、新しい鹿島の取り組みでの勝利に手応えを口にした。
◆【鹿島】逆転で東京に快勝、J2甲府に敗れた天皇杯ショック振り切り岩政監督「素晴らしかった」(ニッカン)
#岩政大樹 監督『先制される展開で、盛り返して3点取って勝つことがなかなかできることではない。素晴らしかった』
— 日刊鹿島アントラーズニュース (@12pointers) July 17, 2023
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