日刊鹿島アントラーズニュース

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2023年7月17日月曜日

◆【鹿島】樋口雄太2アシスト躍動「敗退して責任感じていた」天皇杯甲府戦PK2本外しの汚名返上(ニッカン)



樋口雄太


<明治安田生命J1;東京1-3鹿島>◇第21節◇16日◇味スタ

鹿島アントラーズはFW鈴木優磨(27)の今季9得点目などでFC東京に逆転勝ちし、4試合ぶりの白星を手にした。

12日の天皇杯3回戦ではJ2ヴァンフォーレ甲府にPK戦の末に敗れタイトルを1つ逃していた。この試合も前半9分に先制を許す苦しい展開になったが、前半23分に左コーナーキックから鈴木が頭であわせ同点。前半45分にはFW垣田裕暉が、MF樋口の右からのシュート性のホールをファーで頭で合わせ逆転。後半9分にはMFピトゥカのミドル弾で勝利を引き寄せた。

天皇杯でのPK戦で2度、PKを失敗したMF樋口雄太(26)が2アシストの活躍で、チームを勝利に導いた。取材エリアでは、元チームメートの東京MF小泉から「PK2本」といじりを受ける一幕もあった。樋口は「自分の失敗で敗退して責任を感じていた。今日はそれを取り返すと臨んだ結果が、2アシストの結果につながってよかった」と振り返った。

天皇杯の直後、グラウンドで岩政大樹監督と2人で話す機会があった。岩政監督からは「自分もゼロックスでPKを外したことがある。2回外すことはなかなか出来ない経験だよ、と言われてプラスにとらえていいのかなと」。20分ほど言葉をかわし、樋口は自分の意見を指揮官に伝え、岩政監督の考えも聞いたという。樋口は「戦術的な部分も含め意見交換もして、有意義な時間だった。監督の胸の内も聞けて、監督のためにもやってやろうと思っていた」と振り返った。

この日は先制を許す苦しい展開も、メンタルが折れることなく戦い続け逆転勝利につながった。樋口は「みんながあきらめてなかった。プレスのかけどころも含め、こういう姿勢が結果につながっていくと感じた」。悪夢を払拭(ふっしょく)する勝利で、中断期間を迎える。






◆【鹿島】樋口雄太2アシスト躍動「敗退して責任感じていた」天皇杯甲府戦PK2本外しの汚名返上(ニッカン)







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