鹿島アントラーズのプロ2年目のDF溝口修平(19)が、6日のホームでのコンサドーレ札幌戦で初先発する可能性が高まった。
左サイドバックのDF安西が出場停止で、右サイドバックのDF広瀬は別メニュー調整をしており、溝口に先発のチャンスが回ってきそうな状況だ。
4日、オンライン取材に応じた溝口は「このチャンスをつかみたい」とギラギラ感をあらわにし「守備で失点0で終わらせること、自分の中でやられないことは大前提。クロスやビルドアップの部分で結果につなげて定位置をつかむことを目標にしている」と強い決意を口にした。
22年に鹿島ユースからトップに昇格。プロ1年目はルヴァン杯で1試合出場で、出場時間は7分だった。プロ2年目の今季はルヴァン杯4試合で先発し、リーグで1試合途中出場している。豊富な運動量を武器にした攻撃参加が持ち味だ。「ゴール前ではダイナミックに飛び出して左足の特長を生かしたクロスでアシストしたい」とイメージを膨らませる。
今季、岩政大樹監督はチームとして「競争と成長」を掲げる。溝口は「(負傷者や出場停止で)厳しい状況と思われるかも知れないけど、自分みたいな若い選手が活躍することで勝っていければいいし、競争を激しくしていけたら」と、チーム競争激化の火を付けることを誓った。
◆【鹿島】プロ2年目の19歳DF溝口修平が札幌戦で初先発へ、チーム競争激化の火を付ける(ニッカン)