日刊鹿島アントラーズニュース

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2023年9月13日水曜日

◆【採点&寸評】日本4―2トルコ 久保建英と伊東純也は別格の働きも…収穫あり、課題ありの90分(報知)



町田浩樹


◆キリンチャレンジカップ2023 日本4―2トルコ(12日、ベルギー・ゲンク=セゲカ・アレーナ)

 日本はトルコを4―2で下し、欧州遠征を2連勝で終えた。得点は伊藤敦樹が1、中村敬斗が2、伊東純也が1。

 採点と寸評は以下の通り。

●森保一監督【6・0】前半はスコアほど内容は良くなかったが、内容以上のスコアを出せる個の力があったとも言える。チャレンジの姿勢で収穫を得た

●GK中村航輔【5・0】ほとんどピンチがなかった中、たったワンプレーでファンブル、失点、負傷の悪夢。無念の途中

交代

●DF毎熊晟矢【6・0】得点にも失点にも関与したが、総じて今後も見たいと思える内容。ミーティングで膨らませたポジショニングのイメージを見事に体現

●DF谷口彰悟【6・0】小気味よくパスを散らし、守備面もまずまず。ただ遠藤が入って落ち着くまでのバタバタ期に、誰がチームを立て直せたのかと言えば彼しかいなかった。そこは求めたい

●DF町田浩樹【5・5】小さなミスもあったが大きなミスはなく、いい具合に課題と収穫が表面化された。第4CBは厳しい立場だが、板倉も谷口も通った道。精進

●DF伊藤洋輝【5・5】前半は右に比べて左の流れは詰まり気味。まずいプレーはほとんどないとはいえ、リスクをおかしても前を向く、前に蹴り出す場面はもっとあってもいい

●MF伊藤敦樹【6・0】先制ミドルをねじ込む。「個の力」は見せたが、「組織の中の一個人」としてのプレーはまだまだか。ぜひ招集継続を

●MF田中碧【5・0】基本的には目立たず、目立つ場面はミスで失うシーン。視野は広く、プレー選択は間違っていないが、技術のところが物足りない

●MF中村敬斗【6・5】パッとせず、存在感控えめな中での2得点は逆に価値あり。冷静に決めきった

●MF久保建英【6・5】司令塔役としてもアタッカー役としても頼りがいのあるプレー。頼られすぎて負担が大きすぎたが…

●MF堂安律【5・5】ワンツーで先制点をアシスト。パンチ力や大きな展開は効果的だったが、味方との細かいズレは気になった

●FW古橋亨梧【5・0】守備や組み立てを得意としていない分、持ち味発揮の決定機では「惜しい」でもダメ

●GKシュミット・ダニエル【6・5】前半48分IN。緊急出場も1プレー目でチーム救い、後半も好セーブで存在感

●DF橋岡大樹【5・5】後半開始時IN。少し下がりすぎたか。前傾時に身体能力を生かしたいし、あらゆる面で工夫がほしい

●MF伊東純也【6・5】後半開始時IN。古巣スタジアムで凱旋出場。からの凱旋独走ラン、凱旋PK奪取、凱旋ゴール。MOM

●FW前田大然【6・0】後半開始時IN。左MFでの起用。スピードを生かし、ウィングでのプレーも合格点を印象づけた

●MF遠藤航【6・0】後半18分IN。3―0から3―2になったドタバタ修正のためピッチへ。無事修正

●DF冨安健洋【6・0】後半34分IN。さすがのプレーと威圧感で試合を締める

※平均は5・5~6・0点。MOMはマン・オブ・ザ・マッチ





◆【採点&寸評】日本4―2トルコ 久保建英と伊東純也は別格の働きも…収穫あり、課題ありの90分(報知)


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