<明治安田生命J1:川崎F3-0鹿島>◇第33節◇24日◇等々力
鹿島アントラーズは川崎フロンターレに0-3で完敗した。これで8季連続で川崎Fからリーグ戦で勝ち点3を取ることができなかった。
試合をみれば、川崎Fが明らかに上だった。鹿島は立ち上がりから、岩政大樹監督(41)が今季トライしてきた「攻撃の組み立て」で敵陣に入り込み、勢いは見せた。だが、ラストパスやシュートの精度を欠き、得点は奪えず。今季は首位のヴィッセル神戸、2位の横浜F・マリノスに2敗を喫し、川崎Fにも2敗を喫した。
岩政監督は「選手たちはよく戦ってくれた。試合前に狙っていたところはよく出ていた。全体としてはよくやっていたと思います。結果が出なかったには僕の責任だと思っています」と語った。
下位からは勝ち点3を手にしても、上位陣の壁は厚かった。指揮官は「上位陣に勝てないのは同じような傾向が出ている。下位に勝つやり方では、上には勝てない。2、3シーズン通して継続していくことが必要。でも、クラブとしてある程度の勝ち点は必要。クラブとチームが一体にとって取り組んでいくべきところ」と持論を述べた。
続けて「戦い方もあるが、タイトルを取れていない中でいろんなものが失われている。それをどのようにやっていくか、クラブとチームが同じ問題意識で取り組まないといけないと明確になっている。それは共有しています」と話した。
◆【鹿島】川崎Fに8季連続勝利なし 岩政監督「クラブとチームが同じ問題意識で取り組まないと」(ニッカン)
『上位陣に勝てないのは同じような傾向が出ている。下位に勝つやり方では、上には勝てない。2、3シーズン通して継続していくことが必要』
— 日刊鹿島アントラーズニュース (@12pointers) November 26, 2023
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