一方の鹿島はチャンスを作りながらも相手の体を張った守備に防がれる。それでも後半44分、MF柴崎岳が蹴ったCKを植田が頭で合わせて逆転に成功した。終盤には相手のマクーラが退場。2-1でリードを守り抜き、8強入りを果たした。
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◆鹿島が“3度目の正直”果たして天皇杯8強入り!! 2年連続苦杯をなめた甲府に逆転勝利(ゲキサカ)
[8.21 天皇杯4回戦 甲府 1-2 鹿島 JITス]
天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会は21日、各地で4回戦を開催した。鹿島アントラーズ(J1)はヴァンフォーレ甲府(J2)に2-1で勝利した。
甲府と鹿島は一昨年と昨年も天皇杯で対戦。いずれも甲府が勝利した。3年連続の勝利を目指す甲府は前半29分、 FW宮崎純真がFW三平和司とのワンツーで抜け出し、左サイドからクロスを送る。これをFW三沢直人が頭で合わせて先制に成功した。
鹿島は前半31分、クロスのこぼれ球がFW師岡柊生のもとへ弾む。師岡は強烈なボレーシュートを放ったが、左ポストに弾かれた。同36分にはCKの流れからMF藤井智也がコントロールシュートでゴールを狙うも、わずかに枠の左に外れた。
それでも前半アディショナルタイム3分、甲府のDFヘナト・アウグストが中盤でクリアを後逸したところに藤井が反応。そのままGKの股を抜くシュートでゴールネットを揺らし、前半のうちに鹿島が同点とした。
同点で折り返した後半18分、甲府はMF木村卓斗がミドルシュートを放つと、早川がキャッチしきれずゴール前にボールがこぼれる。ただ甲府の選手が押し込む前に早川が足で触り、得点にはならなかった。同36分にはFWマクーラが前線でDF植田直通からボールを奪ってクロス。FW武富孝介が右足で合わせるも枠を捉えることはできなかった。
一方の鹿島はチャンスを作りながらも相手の体を張った守備に防がれる。それでも後半44分、MF柴崎岳が蹴ったCKを植田が頭で合わせて逆転に成功した。終盤には相手のマクーラが退場。2-1でリードを守り抜き、8強入りを果たした。