日刊鹿島アントラーズニュース

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2020年1月2日木曜日

◆初の新国立…内田篤人「ベンチにヒーターが入っていた。ありがたかった」(ゲキサカ)






[1.1 天皇杯決勝 神戸2-0鹿島 国立]

 生まれ変わった国立競技場で行われた第99回天皇杯決勝。初めて利用した鹿島アントラーズDF内田篤人は「ベンチにヒーターが入っていた。ありがたかった」と独自の視点で新スタジアムを振り返った。

 2020年の東京五輪に向けて建設された新国立競技場はこの日がこけら落とし。ベンチ入りした内田の出場機会は最後まで訪れなかったが、ウォーミングアップや表彰式で真新しいピッチを踏みしめた。

 芝生については「国際Aマッチという感じの芝。海外っぽいっちゃ海外っぽいけど、国際Aマッチって感じの芝。感覚でね」と独特の表現。それでも「これだけ綺麗にボールが転がってくれて、河川敷でサッカーやるわけじゃないんだし、これで文句言っていてもしょうがない。これ以上の環境はない」と高評価だったようだ。

 その反面、客席との距離感は「遠い」ときっぱり。「シャルケは65000人でサッカー専用。やっぱりそういうのを考えると、サッカー専用がいい」と自身の経験を踏まえて語る。とはいえ、東京五輪では陸上競技でも使用される会場。「でもサッカー専用じゃないからしょうがない。文句は言えないでしょ。陸上で使うんだし、オリンピックのためなんだから」と理解も示した。

 また「風呂がちっちゃかった。4〜5人でいっぱい」と選手ならではの感想も。そこで出てきたのは浴槽は大きくないが、小さな個別浴槽が並んでいる等々力競技場の浴室の話題。「いいなあって思ったのはフロンターレ。個別で水風呂もあって、交代浴ができるようになっている」と称えていた。

(取材・文 竹内達也)



◆鹿島V逸 大岩監督ラストゲーム飾れず号泣(スポニチ)






天皇杯決勝   鹿島0―2神戸 ( 2020年1月1日    国立 )


 鹿島が天皇杯神戸に0―2で敗れ、20冠目の国内主要タイトルを逃した。この試合を持って退任する大岩剛監督(47)体制で初の国内タイトルを目指したが、勝利の遠い内容となった。
 最後のロッカールームで、大岩監督は選手に伝えた。「最後までしっかり戦ってくれたことを評価していて、感謝している」。会見場に現れた時も、目は真っ赤に腫れていた。大岩体制が、鹿島の一時代が、20年の元日に幕を閉じた。

 前半の2失点とも、ゴール前での普段ならしないミスから。勝負どころに強かったはずの鹿島には、につかしくない光景だった。「大舞台で自分たちのプレーを出せなかったことが、一番未熟なところ」とMF三竿。後半はDF山本投入とともに伝統の4バックを3バックにして攻勢を強めたが、遅かった。

 17年5月にコーチから昇格した大岩監督は、ふと目にした一方的な情報から判断がぶれることを嫌い、携帯でニュースサイトを開くのをやめるほど徹底して現場で選手に向き合った。FW土居は「一人一人に妥協しない。家族や兄弟のように接してくれるところが今までの監督より人一倍いいところ」と言う。

 夏に3人が欧州移籍し、数年間の過密日程の蓄積疲労でケガ人が続出し続けた今季。それでもJリーグ、ルヴァン杯、天皇杯で全て4位以内の成績を収めたのは、頻繁に口にする「即興性」を大切に、選手と密なコミュニケーションを取ってマネジメントしてきた指揮官の功績もあった。

 三竿は大岩監督の就任とともに出場機会を伸ばした一人。「鹿島に入ってからずっとコーチとしてメンバー外の練習を見てくれていた。守備の足の出し方も1対1の駆け引きも、剛さんや羽田コーチからにたくさん教わった。ほんとに感謝しかない」と話した。

 昨季で引退した小笠原氏にかわり、欠かせない主軸に成長した三竿。試合後には、大岩監督から「来年はもっと大変になる。お前が中心になって引っぱっていけ」と鹿島の未来を託されたという。「これからもっともっと自分がレベルアップして、チームがタイトルを獲れるように影響力のある選手にならなきゃいけない」。言葉を詰まらせながら、誓った。


◆鹿島V逸 大岩監督ラストゲーム飾れず号泣(スポニチ)





◆天皇杯V逸で無冠の鹿島、タイトル奪還へ来季は10人規模の補強&スタッフも総入れ替えへ(報知)






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 天皇杯準優勝で今季無冠に終わった鹿島が来季に向けて大改革に乗り出す。退任が決まっている大岩剛監督の代わりに、ブラジル人のアントニオ・カルロス・ザーゴ氏が就任することが有力。スタッフについてもGKコーチの佐藤コーチを残し、黒崎、羽田コーチ、里内フィジカルコーチが退任することが決まった。新たにコーチに、元鹿島で昨季までJ2町田の監督を務めた相馬直樹氏にオファーしている。ザーゴ氏がコーチ、フィジカルコーチ、スカウティング担当と3人のスタッフを連れてくる見込みで、首脳はほぼ入れ替わる。

 選手の補強も積極的だ。複数の関係者によると、すでに獲得オファーを出している川崎DF奈良竜樹、横浜MDF広瀬陸斗、仙台DF永戸勝也との獲得交渉は順調で、発表まで秒読み段階にあるという。さらに湘南のU―23日本代表DF杉岡大暉も獲得が濃厚だ。獲得リストの最上位に置いていたが、湘南が提示した違約金2億円(推定)で「(争奪戦に)参戦するつもりはない」(クラブ関係者)としていた。関係者によれば、杉岡本人が強く鹿島への移籍を希望していることから状況に変化が生じたようだ。名古屋からは、期限付き移籍でプレーしていたMF相馬勇紀の返還を求められており、買い取り交渉がまとまらなければMF和泉竜司の獲得を視野に入れている。

 さらにブラジルメディアでは、ブラジル1部シャペコエンセFWエベラルド、同インテルナシオナルに所属するMFファン・アラーノを獲得すると報じられている。全員の獲得が実現すれば、MF松村優太(静岡学園)、MF荒木遼太郎(東福岡)、FW染野唯月(尚志高)の新卒組と合わせて、10人が新加入することとなり、チームは大きく変わる。強化責任者の鈴木満フットボールダイレクターは「主導権を握って、勝ち切る力を持てるチームを目指す」と明かしている。

 ▽アントニオ・カルロス・ザーゴ 現役時代はセンターバックで、サンパウロ、パルメイラスなどビッグクラブで活躍した後、1996年から97年にかけて柏に所属。1998年から2002年までプレーしたセリエAのローマでは、中田英寿とチームメートだった。ブラジル代表では37試合出場3得点。2007年に現役を引退し、指導者の道に入ってからは2009年からサンカエターノ、パルメイラス、インテルナシオナルを指揮。昨年9月、レッドブル・ブラジルの監督に就任し、今年4月にレッドブルの傘下に入ったブラガンチーノを率い、同国2部リーグで優勝に導いた。




◆天皇杯V逸で無冠の鹿島、タイトル奪還へ来季は10人規模の補強&スタッフも総入れ替えへ(報知)





◆鹿島来季新監督にザーゴ氏決定的 コーチ陣一新でOB相馬氏に打診 「ブラジル流」から「欧州流」に転換へ(スポニチ)






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 鹿島の来季の新監督に、元ブラジル代表のアントニオ・カルロス・ザーゴ氏(50)が就任することが決定的となっていることが1日までに分かった。DFだった現役時代はイタリア1部ローマで元日本代表MF中田英寿氏などとともに活躍。96~97年は柏にも在籍した。監督としては主にブラジルのクラブを率いているが、13年にはローマでアシスタントコーチを務めた経験もある。

 また、佐藤洋平GKコーチを除いて、分析、フィジカル担当を含めたコーチ陣を一新することも判明。外国人指揮官のもとではこれまでも置いてきた日本人のアシスタントコーチは、鹿島のOBで前J2町田監督の相馬直樹氏(48)に就任を打診していることが分かった。

 選手も3分の1近くを入れ替えることが濃厚。MF中村充孝(29)、MFレアンドロ(26)、DF小池裕太(23)らがチームを離れる。一方、湘南からU―23代表DF杉岡大暉(21)の加入が決定的に。さらにブラジルからインテルナシオナルMFファン・アラーノとシャペコエンセFWエベラルドの獲得が濃厚。横浜DF広瀬陸斗(24)、仙台MF永戸勝也(24)、川崎F・DF奈良竜樹(26)の加入も近い。
 
 強化のトップを務める鈴木満フットボールダイレクターは、来季のチーム編成を「新築」と表現する。「リフォームじゃ間に合わないところに来ている。基礎だけを残して、家を建て替える編成をしようと思っている」。さらに「一言で言うと、主体性を持ったサッカーに変えていきたい。主導権を持ったサッカーが今回のキーワード」と説明する。

 クラブとしての変革期。据えるテーマは「脱・ブラジル流」とも言える。ブラジル人のジーコ・テクニカルディレクターが築いたクラブの礎。「ブラジル流」を貫いたからこそ紡げた常勝の歴史、土台を大切にしながらも、「欧州流」に転換していく。

 鈴木氏は言う。「(これまでは)ジーコがいて、ブラジル流を取り入れてやってきた部分はあるけど、今のサッカーはヨーロッパが中心になってきている。そういうものもちゃんと取り入れながらチーム作りをしていかないと、立ち後れてしまうという思いもある」。ブラジル流から欧州流へ。カギは「個」から「組織」への転換だ。

 鹿島はこれまで型にはめる戦術のスタイルをあえて持たず、全てを勝つことから逆算した臨機応変な戦い方をしてきた。それをなしえたのは、高い個の能力を持つ選手が集まり、それぞれが時間を掛けて深い対話を重ねてきたから。そうして生まれた“あうんの呼吸”こそが、どんな状況でも臨機応変に勝ててきた最大の“戦術”だった。

 ところが時代は変化。若手の海外移籍が活発化し、入れ替わりが激しくなった。特に今季は夏に3人が欧州移籍し、数年の過密日程による蓄積疲労でケガ人が続出。チームは何度も別物になった。呼吸をそろえる時間がないと、型がない分、余計に連係のズレが目立った。対戦相手の守備意識がより強まったリーグ終盤は、如実に得点のにおいが消えていった。

 「何となく選手任せにしていても勝てない時代になってきた。“こういうサッカーをやるんだ”という絵が描けていて、それを落とし込んでいくことをしていかないと。以前からそうだったのかもしれないが、より一層そういう思いになってきている」と鈴木氏。「個」の集合体を作ってきた編成から「組織」を熟成する編成へ。「個のブラジル流」から「組織の欧州流」へと舵を切る鹿島が、新時代に突入する。




◆鹿島来季新監督にザーゴ氏決定的 コーチ陣一新でOB相馬氏に打診 「ブラジル流」から「欧州流」に転換へ(スポニチ)





◆有終の美飾れず退任…大岩剛監督、目を赤らめ「非常に充実」《天皇杯》(超WORLDサッカー!)






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鹿島アントラーズは1日、国立競技場で行われた天皇杯決勝戦でヴィッセル神戸に敗れ、無冠での2019シーズンを終了した。

今シーズン限りでの退任が決まっている大岩剛監督は試合後、目を赤らめ、会見に出席。天皇杯決勝の総括、鹿島監督としての日々、そして、今後について語った。

「残念な結果ですけど、選手たちは最後まで戦ってくれたことを非常に評価しています。私は退任するわけですけども、鹿島アントラーズは、来季以降もしっかりと頑張って欲しいということを伝えました。今日、敗れたこの悔しさをしっかりと。頭を整理できていない状況で申し訳ないですけど、前半は非常に苦しい展開でしたけど、前半が全てだったのかなと思います。後半よく盛り返してくれたんですけど、勝ちきれなかったことは非常に残念です」

--点を取りきれなかった要因は
「シーズンを通して、最後のJリーグもそうですけど、得点を取れなくて苦労しました。やはり相手が先制することで、守備をしっかりしてきた。サイドを起点に攻撃を仕掛けることを徹底したんですけど、後半は色々ですね。普段は色々改善していく意識でいるんですけど、いまは冷静に分析できないのです。ただ、システムを変えたというか、立ち位置を変えて、サイドに人を増やすと。サイドで自分たちが数的優位を作る形で、得点を狙うことはできたので、あとは前線で得点を決めるオプションのアイデアが少し、欲しかったなと思います」

--前半主導権を握られた原因は
「ミスマッチとよく言われるんですけど、このシステム同士の戦いの中で、ミドルゾーンでプレッシャーをかけながら最終ラインをスライドしながらコンパクトにする意図はあります。どうしても、最終ラインが後ろ下がってしまうとプレッシャーがかからない状態で、ラインを押し上げることができないので、連動性というものが前半は欠けていました」

「緊張感かもしれませんし、選手たちの意思の疎通かもしれません。このシステム同士の時は良い守備から攻撃をするんですけども、後半しっかりと立ち位置を変えて、自分たちがどこでプレッシャーをかけるのかを明確にしたことで少し改善はできたと思います。来年の反省というか、我々が今年1年間やってきて、できたことでもあり、できなかったことでもあるので、それが最後の試合で出たのではないかと思います」

「負けて終わるキャリアをどう考えているか。次のキャリアに繋がると思うか
自分自身監督ではなかったですけど、この舞台での喜びは当然ありました。この悔しさというのが、次の糧になってくると思いますし、今日1日だけではなくて、今までも悔しい思いをして、喜びもありました。次のキャリアに向けては1つ自分の引き出しというか、戦術面もそうですし、監督としての立ち振る舞いもそうですし、そういうところは噛み締めながら、悔しさを押し殺しながら、神戸が喜ぶ姿を見ていました」

--監督としての2年半を振り返って、満足できたこととできなかったことは
「私の監督のキャリアとしては途中から就任をして、鹿島アントラーズという大きなクラブで指揮を執るというのは、非常に大きなプレッシャーを感じていました。その責任をしっかり果たすという強い気持ちを持ってやってきて、選手と一緒に作り上げたものです」

「良いときばかりではなくて、それがクラブの悲願であるACLを取ったということは、私自身すごくターニングポイントになりました。今年1年は非常に選手が出入りして、この2年間くらいはずっと試合数が多くて、そういったチームマネジメントは非常に苦労しました」

「私のキャリアの大きいポイントになると感じていますし、監督に求められる戦術面、チームを作っていく上でのオーガニゼーション、チームビルディングには自信を持つことができています」

「次のクラブ、次の仕事というのはどうなるかわからないですけれども、絶対に生かす自信と、常に選手たちにいって言っていますけども、常に成長し続ける気持ちを持ち続け、自分ではまだ若いと思っているので、この経験を生かせる仕事ができたらと思います。また監督の立場に立ちたいなと感じさせてくれた表彰式のシーンだったと思います。非常に充実した2年半でした」




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