6月30日(日) 2013 ヤマザキナビスコカップ
横浜FM 3 - 1 鹿島 (19:00/日産ス/14,038人)
得点者:39' 齋藤学(横浜FM)、59' マルキーニョス(横浜FM)、65' ダヴィ(鹿島)、90' 奈良輪雄太(横浜FM)
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●齋藤学選手(横浜FM):
「新潟キャンプで巻くシュートの練習をしていたので、ゴールの時は、あそこで打つことをイメージしていた。ファーに強く打とうと思って打ったら、いいシュートになった。相手が1人しかいないくて、いつもだったらカバーの選手とかいる位置だったけど、いなかったのがよかったのかなと思う。前回、相手の右サイドバックに深い位置でプレーされて、僕が1対1をするシーンがすごく多かった。だから、そういうのをケアして、チームとしても、あそこを狙われているのがわかっていたので、やられなように意識した。僕としては守備からしっかり入ろうとした」
●中澤佑二選手(横浜FM):
「自分たちの不用意なプレーから突破を許して失点した。僕のところでの失点だったので、しっかりポジションを取れればよかったという悔いが残る。相手が長いボールを蹴ってくることはわかっていた。そのなかで考えて守って、カウンターなどでシュートまでは行っていたので、それが相手に少しずつダメージになったのかなと思う」
●中町公祐選手(横浜FM):
「相手はディフェンスラインをいつもよりも一段、低くしていた。ボランチも俺らを引き出す感じでつないできた。だから、俺らをボランチに食いつかせて、その空いたスペースを野沢さんと本山さんが使いたかったのではないかと、試合中に感じた。それでわざと行かなかった。ちょっと俺らの前でボールを回されたけど、多少それは我慢しながらプレーした。変にポジションを上げたら、相手の思うツボだったはず」
●榎本哲也選手(横浜FM):
「内容的にも立ち上がりから集中していた。こういうゲームになるのもわかっていた。それでみんなが耐えて、(齋藤)学のシュートが入って、そこからリズムがこっちに傾いた。自分が思うF・マリノスらしい勝利かなと思います。最初は、受け身にならないようにと言っても、相手も前から来るわけだし、受けにも回ることもある。それでも耐えて、本当にいい勝ち方をした」
●兵藤慎剛選手(横浜FM):
「相手が前から来ることはわかっていた。やっぱり立ち上がりは相手にペースを握られたかなと。ただ、時間が経つにつれて、対応できた。上手く相手にボールを持たせてから、ボールを取ってカウンターができた。そして学のスーパーゴールが決まった。あれでちょっと試合が楽になった。相手も失点して少し慌ててくれた。ディフェンスが体を張って守ってくれたのもよかった」
●曽ヶ端準選手(鹿島):
「前掛かりになって後ろが空くのはしょうがないこと。点を取らなければ勝てなかったので。全体的にF・マリノスの方がアグレッシブでしたし、球際も激しかった。リーグ戦では頑張ります」
●岩政大樹選手(鹿島):
「残念といっても、前回0-2で負けているので、残念と言える状況ではない。とりあえず、ここで敗退したことを受け止めて、切り替えることよりも先に反省しないといけない。今日はある程度、飛ばして試合に入ったところがあった。また普通の1試合とは違うので、今日の負けはあまり気にならない。ただ全体として連敗したし、少しずつチームが自信を失っていることが心配ですかね。2試合とも相手の素晴らしいシュートが入った。それだけ相手が素晴らしかったということだと思う。その失点シーン以外は、チーム全体として、もっとやれることがあったのかなと思う。ウチがある程度ボールを支配することはわかっていましたから、今日は手応えも何もなかったですね。ただ、監督が求めていることをやろうとしたつもりでした。でも、それだけでは不十分。選手個人個人がもっとプラスアルファなり、個人戦術なり、もっとサッカーを深く考えていかなければいけない部分がある」
以上