http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20140419-OHT1T50308.html
◆J1第8節 鹿島2―3神戸(19日・カシマ)
鹿島にも“差別問題”が生じた。トニーニョ・セレーゾ監督が神戸戦後の会見で、FWダヴィに対する主審の判定について「差別、偏見があるのではないか。ダヴィが『こんにちは』と言っただけで警告、それくらいの勢い。判定から、起用するなと言われているようだ」とぶちまけた。
ダヴィは183センチ、85キロの体格を生かしたプレーが得意。日本人DF相手に、接触プレーで負けることはほとんどない。ただ、強いがゆえに正当なプレーでも相手が倒れるため、ファウルを取られてしまう。昨季からクラブとして担当審判らに「偏見はやめてほしい」と要求しているが、変わらない。指揮官は制裁を受けることを承知で、審判を批判した。
さらにセレーゾ監督は「強いFWに対して、センターバックがどうマークすればいいか。これはサッカー技術の向上にもつながること」とJリーグのDF陣のレベルにも疑問を投げかけていた。