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[5.17 J1第14節 鹿島1-0徳島 カシマ]
鹿島アントラーズがホームで徳島ヴォルティスを1-0で下した。鹿島は連敗を3でストップ。4戦ぶりの勝利で勝ち点を24に伸ばした。
前半から鹿島が攻めに攻めた。試合の総シュート数は鹿島の26本に対して徳島は4本。しかしゴールネットが揺れたのは前半24分にFW赤崎秀平が奪ったゴールのみだった。
前半24分、右サイドを突破したFW土居聖真がクロスを入れると、中央に走り込んだ赤崎が右足で合わせて押し込む。「聖真は必ず僕の動きを見ていてくれる。いいボールをくれた」。今季の大卒No.1ストライカーと言われた赤崎だが、ここまではプロの壁に苦しんでいた。ナビスコ杯では1ゴールを記録しているが、リーグ戦ではこれが嬉しい初ゴール。2度目の先発のチャンス。3試合目の出場機会できっちり結果を出した。
だが赤崎も「たくさんチャンスがあったので悔しい」と振り返ったように、追加点を奪えなかったという印象の強い試合になってしまった。後半27分にはDF前野貴徳の狙い澄ましたマイナスの折り返しをMF遠藤康がフリーで受けるが、左足シュートは右に外れてしまう。今季初のベンチスタートとなっていたFWダヴィも後半34分から出場。立て続けにチャンスを迎えるが、徳島GK長谷川徹が好セーブを連発したこともあり、無得点に終わった。
GK長谷川を中心に耐えていた徳島も、得点を奪うチャンスは少なからずあった。後半30分のFKの流れからFW高崎寛之がヘディングシュートを狙うが、GKの正面。同37分にはMF小島秀仁がミドルシュートを狙うが、GK曽ヶ端準の横っ飛びセーブに弾き出されてしまった。J1初挑戦の徳島。1勝1分11敗の勝ち点4で中断期間を迎えることになった。