日刊鹿島アントラーズニュース

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2014年5月22日木曜日

◆大迫、故郷・鹿児島で誓ったW杯ゴール「いい方向に行く」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20140522/jpn14052205020007-n1.html



 サッカー日本代表練習(21日、鹿児島県)ブラジルW杯に向けて練習を開始。鹿児島出身のFW大迫勇也(24)=1860ミュンヘン=とMF遠藤保仁(34)=G大阪=は、地元での合宿を歓迎。いつもよりも気合の入った“薩摩隼人”が、故郷の応援を背に本番へと調子を上げる。

 ヤシの木が立ち並び、強い日差しが照りつける南国でW杯に向けて始動。特に気合が入っていたのはFW大迫だ。

 「ここから始まるのは個人としてもうれしい。地元の人に応援してもらうことで、いい方向に行くと思う」

 鹿児島生まれ、鹿児島育ちのストライカー。1月にドイツに移籍してからは里帰りをしていなかっただけに、故郷の空気や応援がうれしかった。公開された練習の冒頭15分では1トップで戦術を確認。「FWなのでゴールを取るのが第一」と意気込んだ。

 鹿児島にいい結果を届けたい理由がある。2012年7月1日、後援会「大勇会」が発足し、地元の南さつま市内でパーティーが催された。翌2日はロンドン五輪の代表発表が行われる日。実質的な壮行会だったが、代表入りが有力視されていた大迫は落選した。周囲に「これで落ちたらしゃれにならないよね」と話していたことが現実になり、自身も地元も落胆。W杯はそのリベンジの舞台でもある。

 桜島出身のMF遠藤も「いい環境でできるのはありがたい」と地元での合宿を歓迎した。

 練習前には地元の名産の黒豚50キロ、黒牛20キロなどがチームに贈られた。期間中に夕食として提供されるという。大迫は「地元の人は昔から支えてくれていたので、恩返しをしたい」と誓った。 (伊藤昇)

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