日刊鹿島アントラーズニュース

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2014年5月22日木曜日

◆W杯注目選手[バトルプレイヤー]Vol.2:DF内田篤人(日本)(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?139348-139348-fl



 日本代表の鹿児島・指宿合宿の初日となった21日、DF内田篤人(シャルケ)もチーム練習に合流した。

 2月9日のハノーファー戦で右太腿裏を肉離れし、長期離脱を余儀なくされた内田。日本でのリハビリ生活を経て3月中旬にドイツへ戻ってからも、全体練習への合流は果たすことなく、シーズンを終えた。負傷後、この日が初となるチーム練習への参加。報道陣に公開された冒頭部分は、守備時のポジショニングの確認といった軽めのメニューだったが、完全復活に向けた次の一歩と言えそうだ。

 25日まで行われる指宿合宿では午前・午後の2部練習も予定されている。「2部練なので、ケガをしないように。あまり難しいことは考えずに、一生懸命やるだけ」。まずはケガの再発が起きないための体づくりとコンディショニング。慌てることなく、一つずつステップを踏んでいくつもりだ。

 4年前の南アフリカW杯では、本大会直前にレギュラーから外され、W杯のピッチを踏むことができなかった。「4年前は直前にメンバーが変わって、ベンチから試合を見ていた。そのイメージを払拭するチャンスだと思っている。ドイツで4年間がんばってきたし、いろんな大会に出た。この4年間には、自分でも少し自信がある」。この4年間の成長をブラジルで見せる。ただ、個人的なリベンジという思いは小さい。

「23人に入れなかった人もいるし、4年前、自分と一緒に出られなかった人もいる。そういう人たちの分も、少しでも僕が背負って、ブラジルに行けたら」。23人に選ばれなかった選手や、南アフリカW杯で自分と同じように出場機会のなかったDF岩政大樹、FW森本貴幸への思いを口にする内田は「ケガを治してくれた人、自分を強くしてくれた人、いろんな人がいる。W杯で勝ちたい理由は一つじゃない。自分のためだけでもない」と話す。感謝と恩返し。内田にとって、ブラジルW杯はさまざまな意味を持った特別な舞台になる。

▼内田篤人がブラジルW杯で着用する「バトルコレクション」の詳細はこちらから

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