
日刊鹿島アントラーズニュース
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2014年5月22日木曜日
◆Jリーグヤマザキナビスコカップ 予選リーグ 第4節(オフィシャル)
http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51369
ナビスコ予選 第4節 ガンバ大阪戦
ダヴィが同点弾も、終盤に痛恨の失点。鹿島、G大阪にアウェイで競り負ける。
17日に行われたJ1第14節で徳島ヴォルティスを1-0で破った鹿島が、中3日でアウェイゲームに臨んだ。ヤマザキナビスコカップA組第4節でガンバ大阪と対戦すると、開始早々に先制を許し、後半にダヴィのゴールで一時は追いついたものの、終盤に決勝点を奪われて、1-2と敗れた。
鹿島は徳島戦から先発メンバーを3人入れ替え、センターバックに青木が入り、左サイドハーフには中村、1トップにはダヴィが入った。フレッシュなメンバーを入れ、大会3勝目を目指す鹿島だが、開始早々に先制点を奪われてしまう。4分、右サイドから縦パスを通されると、倉田に右足シュートを決められた。
1点を追う形となった鹿島は、ボール支配率でG大阪を圧倒して攻め込み、同点弾を狙う。9分には、ペナルティーエリアでボールを持った土居からのラストパスを受けたダヴィが右足シュートを放ったが、相手GKに弾き出されてしまった。18分には中村がミドルシュート、23分には小笠原からの浮き球のパスを伊東がダイレクトで折り返したが、ダヴィには合わなかった。36分にも、左サイドの前野が後方に戻したボールを、小笠原が右足でゴール前へ。クロスに反応したダヴィがヘディングシュートを放ったが、ループ気味の軌道を描いたボールはGKにセーブされてしまった。
なかなか同点に追いつけない鹿島は、43分に遠藤が得意の左足を振り抜き、強烈なミドルシュートを放ったが、わずかに枠の上へ。ボールポゼッション率ではG大阪を上回り、チャンスも演出したもののゴールネットを揺らせず、1点ビハインドでハーフタイムを迎えた。
後半も鹿島がボールをキープする展開は変わらない。立ち上がりの47分には、中村が左サイドで身体を張ってボールをつなぎ、ショートカウンターを発動。ダヴィを経由して土居が左サイドの背後を取ったが、クロスは相手GKにキャッチされた。さらに49分には、遠藤がペナルティーエリア内に入り、左サイド深くまで持ち込んで中央へ折り返す。相手GKが弾いたところを中村が詰めたが、フリーの状態で放たれた右足シュートは枠を越えてしまった。
トニーニョ セレーゾ監督は62分、遠藤と中村に代えてカイオと野沢を投入し、2列目のアタッカーを入れ替えて打開を図る。すると、待望の同点弾は72分に生まれた。敵陣右サイドでFKを得ると、小笠原が蹴ったボールを前野がヘディングで落とし、ペナルティーエリア内で反応した土居が潰れ役となって、ボールを後方に残す。最後はダヴィが左足シュートを突き刺し、スコアは1-1となった。
勢いに乗って逆転を目指す鹿島は、77分にカイオがカットインから右足シュートを放ち、79分には土居がダヴィとのワンツーで突破を図るなど、G大阪ゴールに迫っていく。しかし、次の1点はG大阪に入った。80分、左サイドでのスローインから一瞬の隙を突かれ、最後は抜け出した米倉にシュートを決められてしまった。
再びビハインドとなった鹿島は、失点直後に赤崎を投入して2点目を目指す。86分には、野沢の右CKを昌子が打点の高いヘディングシュートで合わせたが、相手GKに弾き出された。88分にも、柴崎が左足ミドルシュートを放ったが、またも相手GKのセーブに遭ってしまった。
試合は1-2で終了。鹿島は圧倒的にボールをキープし、シュート数では19対6と圧倒的に上回ったものの、アウェイで痛恨の敗戦を喫した。次戦は1週間後、28日にカシマスタジアムで開催されるヤマザキナビスコカップA組第6節のヴィッセル神戸戦だ。予選は2試合を残すのみとなった。決勝トーナメント進出のためには、2連勝が最低条件となる。ホームでの2試合を制し、逆転での予選突破を目指したい。
【この試合のトピックス】
・ダヴィが今大会2得点目を挙げた。
・前野が公式戦2試合連続の先発フル出場を果たした。
・青木が公式戦7試合ぶりの先発出場を果たした。
・中村が今季の公式戦2試合目の先発出場。前回は3月29日に行われたJ1第5節の横浜FM戦だった。
監督コメント
[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・ポゼッションを失った瞬間から頭を切り替え、すぐにアクションを起こそう。
・献身的な守備と積極的な攻撃が両立できれば、必ず結果はついてくる。
・サイドチェンジを効果的に使い、チャンスがあれば迷わずシュートを打つこと。
ガンバ大阪:長谷川 健太
・セットプレーでのマークをしっかり確認しよう。
・足元だけでなくスペースで受ける事も必要。
・誰がいくのか、カバーするのか、声をかけて行うこと。
[試合後]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・立ち上がりに失点をしてしまったことで、残り85分でボールを追いかけなければいけなくなってしまった。とはいえ、全員がチームのために走り、戦っていた。相手を揺さぶってチャンスを多く作っていたと思う。最後まで諦めない姿勢は評価したい。チャンスを数多く作っても決めることが出来なければ、代償を払うこととなる。サッカーの世界では起こり得ることだ。内容に関しては良かったが、負けたことは残念。ただ、チームのバランスや姿勢、規律といった部分は良かった。
・試合前に予想されたことは、G大阪が選手を4、5名入れ替えてくること。代わりに出る選手は、自身の存在や価値を証明したいという意気込みを持って臨んでくる。技術や経験値では下回っていても、運動量やアグレッシブさは増しているので、そこに怯んだり、引けを取ったりしないように(選手たちには)伝えていた。
・両サイドハーフを交代させたのは、運動量、上下動といった部分をしっかりやってくれていて、そこにフレッシュな選手を入れようということ。ダヴィ選手は繊細なボールタッチといった部分は足りないところがあるが、ボックス内でのフィニッシャーなので、そういう考え方でやっている。両サイドバックもチャンスを作り出した。土居選手も良かった。前への意識や、マークをくぐり抜けるところが良かった。今後注文することは、シュートへの意識。次の課題を与えようと思う。
・我々は若いチームなので、要求を実行し続ける持続力はまだない。そこは培っていかなければいけない部分で、苦い汁を飲みながら、成長していかないといけない。
・セットプレーは攻守とも良かった。守備での対応も良かったし、攻撃では相手に脅威や危険を与えていた。完璧に近いものであったが、あとは決定力というところ。それもサッカーだ。
・選手に伝えたのは、「ビルドアップできる時はトライしよう」ということ。それをやってくれたのは良かったと思う。
ガンバ大阪:長谷川 健太
選手が最後の最後まで良く戦ってくれたと。前半から厳しい戦いになるだろうということが予測された中で、気持ちで絶対に負けるなと話をして、あとは自分たちのサッカーを90分貫こうと伝えていた。そういう中で、なかなか立ち上がりの部分でこの間のF東京戦も含めていい入りができていなかっただけに、倉田の先制点は大きかった。井手口も30分間よく頑張ってピッチに立ってくれたと思う。その後、1点ではなかなか難しいだろうなと思って流れをみていた。最後まで気持ちを出してホームで勝点3を取ることができた。また中2日でF東京戦があるし、前回アウェイで0-3で負けているのでなんとかホームでリベンジできるように中2日しかないが、きちっとコンディションを整えて勝てば、だいぶ予選突破に向けて前進できるので、みんなで力を合わせて戦っていきたいと思う。
選手コメント
[試合後]
【土居 聖真】
内容は良かったと思うが、点を取られたところだけが悪かった。全員で反省しないといけない。もっと集中しないといけなかった。追いついてからは前掛りになっているところを上手く突かれた。まだ2試合あるので勝つしかない。引き分けもいらない。
【曽ヶ端 準】
内容は良いと言っても、結果が全て。苦しい内容であっても勝つ事が大事だし、良い内容でも負けては駄目。ホームの2試合をしっかり勝つしかない。
【伊東 幸敏】
チーム的に内容は良かったかもしれないが、個人的には最低の試合だった。良いところは一つもなく、全部が駄目だった。思っているようなプレーが一つも出来ていない。それがチームの結果に結びついたと思う。残りはホームなので、しっかり勝って終わりたい。
中村選手、昌子選手、青木選手のコメントはアントラーズモバイルをご覧ください。
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