日刊鹿島アントラーズニュース

Ads by Google

2015年2月9日月曜日

◆内田、悪夢の右太もも負傷から1年「めっちゃ怖かった」(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/world/20150207-OHT1T50231.html



 ◆ドイツ・ブンデスリーガ シャルケ04 1-0ボルシアMG(6日、ヴェルティンス・アレーナ)

 【ゲルゼンキルヘン(ドイツ)6日=鷲見由起子】1月のアジア杯を故障で辞退したDF内田篤人(26)のシャルケ04は、ホームでボルシアMGを1―0で下し、暫定3位に浮上した。右MFでフル出場した内田は、先月31日の後半戦開幕から7日間で3戦すべて90分間プレーし、2勝1分けと好発進に貢献した。昨年のブラジルW杯直前まで苦しんだ右太ももの負傷から約1年。「めっちゃ怖かった」と話したが、好守を披露した。

 ハードなスケジュールも、内田には関係なかった。本拠で3位のボルシアMGに完封勝ち。「きれいじゃないけど、点を取って守る。最後はスタジアム(の雰囲気)に乗せられて頑張る。勝ち点3は3」。大黒柱のオランダ代表FWフンテラールを出場停止で欠いたものの、速攻が得意な相手にほとんどチャンスを与えず、前半10分の先制点を守り切った。暫定ながら、欧州CLにダイレクトで出場権を得られる3位に浮上した。

 1―0で勝った先月31日の後半戦初戦(ハノーバー96)から、3日に王者バイエルンと1―1のドローを挟み、連続で中2日だった。「まあ、普通っす。もう5年もやってるからね」。7日間で3試合。報道陣から「勝てたのは大きい?」と聞かれた内田は言った。「本当にそう。明日(7日)から2連休です。ホントは休みは1日だけだったけど」。冬季中断期間が明けて3戦で勝ち点7で、監督から“ごほうび”でオフが1日増えたようだ。「(2日間は)何もしない。疲れてるわけじゃないよ」と笑った。

 何度も故障に見舞われた26歳にとって、冬の寒さは敵だ。昨年2月9日(対ハノーバー96)に右太もも裏を負傷。何とかブラジルW杯に間に合わせたが、厳しいリハビリも経験した。この日の試合でほぼ1年が経過し、「きょうはめっちゃ怖かった」という。右膝の状態もあってアジア杯は無念の辞退。今でも右脚を丁寧にケアしており、試合前日には痛み止めを飲む。「調子のいい時なんてないから。ベストでやれるなんて思ってない」。悲壮な覚悟で世界トップクラスのリーグを乗り切っていく。

Ads by Google

日刊鹿島

過去の記事