[4.12 J1第5節 鹿島1-1新潟 カシマ]
鹿島アントラーズ対アルビレックス新潟の一戦は、1-1のドローに終わった。しかし勝敗よりも、家本政明主審の判定に対して、後味の悪さが残るゲームになってしまった。
特に後半アディショナルタイムの場面が、議論を呼んでいる。新潟は左サイドからDF前野貴徳がクロスを上げてチャンスを作る。鹿島はGK曽ヶ端準が飛び出して処理をするが、キャッチミスをしてしまう。しかし、これを拾いにいったFW山崎亮平がDF山本脩斗に倒されたかのように見えたが、笛が鳴ることはなかった。
そのプレーから1分も経たないうちに試合終了。ホイッスルと同時に新潟イレブンは家本主審に対して抗議を示す。この場面で家本主審は前野に対してイエローカードを提示し、事態の収束を図った。ただ、引き上げる審判団には、サポーターから強烈なブーイングが浴びせられていた。