http://www.zakzak.co.jp/sports/soccer/news/20151007/soc1510071204002-n1.htm
かつてサッカーのJ1鹿島で活躍し、先ごろには日本代表監督候補にもあがった元ブラジル代表MFレオナルド氏(46)が、12日に来日することになった。
強豪国の代表クラスのビッグネームが来日するケースでは、C・ロナウド(レアル・マドリード)やネイマール(バルセロナ)のように、滞在期間中に数億円を稼ぐ“副業ツアー”となるのがほとんどだ。
だが、レオナルド氏は前監督のアギーレ氏が退陣した際に日本代表監督候補に浮上。惜しくも選には漏れたが、本人は次の“ステップ”に向けて充電中で、その一環として日本を訪れる。
滞在中にはJリーグへの表敬訪問を行い、17日にはJ1鹿島-柏戦(カシマ)を観戦する。13日にテヘランで行われるハリル・ジャパンの親善試合イラン戦もテレビ観戦する予定。日本代表の情報収集を精力的に行うつもりだ。
今回の来日には、もう1つ目的がある。日本のトップクラスの医師たちで構成されている一般社団法人「がん撲滅の会」(田淵正文理事長)との異色タッグ結成だ。
レオナルド氏は、12日にANAインターコンチネンタル東京で、同会が無料で主催するトークショーに参加。元ブラジル代表選手として日本で初めて、がん撲滅への思いを語る予定だ。
母国ブラジルでは「レオナルド基金」も設立し、人道支援を展開中だ。「日本のみなさんと再会できることを楽しみにしている」というレオナルド氏の活動に注目が集まりそうだ。
■トークショーへの参加希望者は「がん撲滅の会」( info@ganbokumetsu.com )へ、住所、氏名、性別、電話番号を明記してメールで送信。締め切りは8日まで。応募者多数の場合は抽選の上、当選者へ9日に返信します。