日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年7月31日日曜日

◆鹿島、再三のチャンス生かせず連敗…鳥栖は豊田弾でステージ無敗継続(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20160730/474161.html?cx_cat=page1

豊田陽平

 2016 明治安田生命 J1リーグ・セカンドステージ第6節が30日に行われ、サガン鳥栖と鹿島アントラーズが対戦した。

 1stステージで15位に沈んだ鳥栖は、2ndステージに入って5戦無敗と好調をキープ。勢いのままにホームで鹿島を破りたいところだ。一方の鹿島は前節、浦和レッズに逆転負けを喫し2ndステージで8位と低迷している。1stステージ王者が巻き返しのキッカケをつかめるか、注目だ。

 鳥栖は前節と全く同じイレブンで試合開始を迎えた。GK林彰洋、DF藤田優人、キム・ミンヒョク、谷口博之、吉田豊、MF金民友、高橋義希、福田晃斗、鎌田大地、FW早坂良太、豊田陽平が先発出場。鹿島は小笠原満男がベンチスタートとなり、スタメンには永木亮太が名を連ねている。GK曽ヶ端順、DF西大伍、ブエノ、昌子源、山本脩斗、MF柴崎岳、永木、遠藤康、土居聖真、FW赤崎秀平、金崎夢生が先発した。なお、先日加入したブラジル人MFファブリシオはメンバー外となっている。

 試合は20分に鳥栖が先制する。エリア外左から吉田がロングボールを送ると、右サイドで裏に抜けた鎌田がヘディングで枠を狙った。このシュートはバーに弾かれたが、ゴール前に詰めていた豊田が頭で押し込んで先制ゴール。3試合ぶりとなるエースの得点で、鳥栖が鹿島を相手にリードを奪う。

 鹿島は37分、左からのコーナーキックに反応した金崎のヘディングシュートが枠を捉えるが、ライン上で鳥栖のディフェンス陣が跳ね返す。こぼれ球に反応した赤崎らが立て続けにシュートを放つが、いずれも体を張ったプレーで鳥栖が防いだ。

 45分に鳥栖がビッグチャンスを迎える。カウンターでボールを持った福田が前線にパスを送ると、高橋が抜けだしてゴール前までドリブルで進む。鹿島のDF陣が体を当ててなんとか遅らせるが、高橋がエリア手前でボールをキープ。最後は豊田が狙ったが、ディフレクトしてゴールには至らなかった。

 前半は1ー0でホームの鳥栖がリードし、終了する。

 後半最初のチャンスは鹿島が迎えた。46分、左サイドからのスローインを、後半開始から投入された中村充孝がエリア内で体を張ってキープ。走りこんだ金崎にボールが渡ると、エリア内左からゴールを狙ったが、これはポストの左に外れていった。さらに69分、エリア手前右でボールを持った中村がエリア内に走りこんだ遠藤へパス。遠藤はヒールで落とすと、ゴール前へ走りこんでいた中村が、ディフェンスをかわして左足からGK曽ヶ端のニアサイドを狙ったが、これはポストの右にそれた。

 勢いにのる鹿島はさらにチャンスを作る。73分、右サイドから遠藤がクロスを放り込むと、走りこんだ土居がヘディングでゴールを狙うが、GK曽ヶ端がセーブ。さらに74分には左サイドでロングボールを受けた金崎が、トラップでディフェンスをかわしてミドルシュートを放ったものの、これもバーをかすめて同点とはいかない。

 後半アディショナルタイム2分、6月に16年過ごした鹿島から鳥栖へ移籍した青木剛がピッチに投入される。サポーターの大きな声援の中、鳥栖が前半の1点を守りきり1stステージ王者の鹿島を破った。

 鳥栖は次節、6日にガンバ大阪とのアウェーゲームに挑む。一方の鹿島はホームでベガルタ仙台と対戦する予定だ。

【スコア】
サガン鳥栖 1ー0 鹿島アントラーズ

【得点者】
1ー0 20分 豊田陽平(鳥栖)

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