
日刊鹿島アントラーズニュース
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2016年7月31日日曜日
◆2016明治安田生命J1リーグ 2ndステージ 第6節(オフィシャル)
http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51805
明治安田J1 2nd 第6節
鹿島、1点が返せず。今季初の連敗。
前節、ホームのカシマでライバル浦和に1-2と逆転負けを喫し再起を図った今節だったが、相手エースの一撃を返せず、0-1と完封負け。今季リーグ戦初の連敗を喫した。
前節のホーム浦和戦から最終ラインにブエノ、中盤に永木、そして前線に赤崎を入れ替えて臨んだ鹿島だったが、序盤は鳥栖と激しいプレッシングのかけ合いを見せ、アグレッシブな試合展開となる。
早い時間帯での先制を狙ったのか、鹿島は徐々に前がかりになり鳥栖のカウンターを受ける場面も目立つようになってくる。そして20分、鎌田のヘディングシュートがクロスバーに当たったところを豊田に詰められ、先制点を献上してしまった。
この後、反撃する鹿島だったが最大のチャンスは、37分。左CKからキッカーの柴崎が上げたボールを金崎がうまくへディグシュートに持ち込んだ。これが決まったかと思われたがゴールライン上で相手選手にクリアされる。しかしそのこぼれ球を遠藤が強烈な左足シュート。相手選手のハンドを誘ったかに見えたこのシュートも結局クリアされ、最後に赤崎が放ったシュートも相手選手に当たり、この試合最大のチャンスを逃してしまった。
後半に入ると、石井監督は赤崎に代え、中村を入れ、攻撃の活性化を図った。中村は再三チャンスを演出するが、全体的に前がかりになったところをまたしても鳥栖にカウンターされるという、ドタバタする展開が続いた。
そして交代出場の伊東、鈴木もいい動きを見せるが、鳥栖の堅守を崩すところまではいかなかった。結局、0-1の完封負け。前節に続き、鹿島にとっては手痛い一敗となった。優勝を争うライバルの川崎F、浦和は順当に勝ち点3を積み重ねた。1stステージでの連動感から、2ndステージに入り、その連動がどこかちぐはぐだ。これ以上崩れないよう、しっかりと修正しなければいけない。もう一度、立ち上がろう。
【この試合のトピックス】
・今季リーグ戦初の連敗。
監督コメント
[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
・相手のサイドからの攻撃を受ける場面では、外へ外へと追いやること。
・テンポよくサイドを変えながら組み立てていこう。
・自分たちが攻めている時こそ、リスクマネージメントをしっかり意識しよう。
サガン鳥栖:マッシモ フィッカデンティ
・ボールを奪った後のプレーをもう少し丁寧にすること。
・ボールを繋ぐのかクリアするのかもっとハッキリさせること。
・2点目をとりにいくこと。
[試合後]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
今日も遠くまで多くのサポーターの方が来てくださったにもかかわらず、勝利という結果を見せることができず本当に残念。攻めていたが、早い時間帯に相手の特長の1つである、精度の高いクロスから失点してしまった。それが試合のポイントだったと思う。それ以降もボールを保持して攻めることができたが、鳥栖の中央が堅い守備を崩すためにワイドにいければ良かったが、そこを中に中に行ってしまった。後半は比較的サイドから行く形ができたし、選手たちもそれを徹底する気持ちが出ていた。ただゴールまでには届かなかった。またレフェリーにもお願いしたが、相手のゴールキックの場面でかなりの時間を取られた。できるだけボールがピッチ内にある時間を増やしてエキサイティングな展開にしないと、サッカーファンにも喜ばれない。もう少し早い段階で注意を促してもらえれば良かった。そこは残念。
Q 伊東の起用の意図は?
A 徹底的にサイドから崩したかったので、ユキを入れてオーバーラップからのクロスを期待して入れた。
Q 現在の課題は?
A 連敗したことと失点数の多さは早急に解決策を見出さなければいけない。
サガン鳥栖:マッシモ フィッカデンティ
見ての通り、厳しい試合だった。鹿島というクラブを考えると、現在の2ndステージでの状況はそれにふさわしくないと思うので、挽回しなければいけないと最初から激しく来ることは予想していた。セットプレーからの混戦には鹿島も強いので、その辺りを練習してきた。厳しい攻めもあったが、こちらが先制して少し状況は良くなった。前半はカウンター中心に攻め、後半は非常に苦しい展開だった。何とか耐えて、林もいいセーブを見せて守ることができた。鹿島は素晴らしいチームだと思うし、結果を絶対に出さなければいけないという中、こちらも厳しい戦いを制し勝てたことは非常に素晴らしい。鹿島は1stステージ優勝に値いするチームだと改めて実感した。こちらは地に足をつけて、しっかり戦っていきたい。
選手コメント
[試合後]
【中村 充孝】
決めないといけない。スルーパスは2本くらいあったが、攻撃のリズムが変わったとは思えない。途中で出た選手がもっと下りてプレーすれば、相手を苦しめることが出来たと思う。
【土居 聖真】
チャンスは作れていたが、焦りというよりも常に余裕なくプレーしている。急ぎ過ぎて、プレーが雑にならないようにしていたが、最後の部分で決めきれなかった。もっと貪欲にシュートを増やしていかないといけない。
【山本 脩斗】
ゴールシーンはみんな、止まってしまった。自分のところでしっかり対応できていれば問題なかった。連敗だが、切り替えてやっていくしかない。
【赤崎 秀平】
内容が良くなかった。押し込むシーンがなかったと思う。競り合いで負けたという訳でなく、狙った形が作れなかった。守備が試合を通してはまっていないが、それは守備陣だけの責任ではない。自分もどんな状況であろうと、応援に来てくれた人のためにも点を取らないといけない。
【昌子 源】
ブエノが足を痛めてから、ピッチ全部を守りたいという気持ちだった。鳥栖は引いているけど、それは見せかけ。カウンターのスピードは速かった。最近の失点はクリアが中途半端だったりするので、次の試合にいかさないといけない。もう一度、全部、見直していく必要がある。1stステージのように後ろが無失点で抑えれば負けることはない。いい応援に応えることが出来なかった。1stステージ王者にふさわしくないチームになってきている。
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