日刊鹿島アントラーズニュース
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2016年7月10日日曜日
◆内田が国内リハビリ終え、実戦復帰に光 右膝痛は「なんとかなるっしょ」(報知)
http://www.hochi.co.jp/soccer/world/20160708-OHT1T50234.html
右膝を痛めて離脱しているDF内田篤人(28)=シャルケ04=が8日、鹿島でのリハビリを打ち上げた。近日中にドイツに向けて出国する。2月中旬の帰国当初は「治る気がしなかった」という右膝が「なんとかなるっしょ」と、一部の対人練習ができるまで回復。時期は定めていないが、2015年3月以来となる実戦復帰へ前進していることを明かした。
内田は昨年6月、右膝膝蓋腱(しつがいけん)の手術を受け、全治4~6か月の診断を受けた。手術は成功したものの、患部が骨化する珍しい症状に見舞われた。「もう一回やったら、サッカー選手として終わり」という中で、痛みが消えることはなかった。2月中旬にドイツを離れ、言葉が通じる国内でのリハビリを決断。5月上旬からは鹿島で治療を受けていた。
歩くことから始めたリハビリは徐々に強度を上げ、現在はダッシュやボールを蹴ることもできるようになった。「キツいのはここから。選手としての負荷がかかってきて、どうか。EL(欧州リーグ)もあるから週に2試合になる。シーズンが始まってキツいとなって休んでいては(ダメ)」。5か月前、選手に戻るイメージすらできなかったことを考えれば大きな前進だ。
「普通、クラブはけが人を受け入れたがらない。それは自分が新たなけがをしてしまうリスク(シャルケ04との補償問題など)があるから。ありがたい」と古巣の鹿島に感謝した。次のステップは全体練習への合流だが「ここまで来たら、ちゃんとやりたい」と、右膝以外もトップコンディションに戻してから練習に参加する考えだ。15年4月に始まったリハビリ生活。1年3か月が経過し、光が差し込んできた。(内田 知宏)
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