
日刊鹿島アントラーズニュース
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2016年9月23日金曜日
◆第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会 3回戦(オフィシャル)
http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51920
天皇杯 3回戦
鹿島、薄氷の勝利!相手のオウンゴールで4回戦進出を決める。
J2の岡山との天皇杯3回戦、まさかの苦戦となったが終了間際の相手のオウンゴールで2-1と逆転勝利を収めた。これで3回戦を突破し、2013年の第93回大会以来となる4回戦進出を決めた。
現時点でのベストメンバーともいえる布陣で臨んだ鹿島だったが序盤、リーグ戦を鑑み岩政、加地、赤嶺らベテラン勢やレギュラー不在の岡山に押し込まれる場面が目立つ。相手の出方を見る慎重な入りが良くなかったのか、豊川、藤本、三村らスリートップのスピードに翻弄された。
そして22分、最終ラインからのロングボールで藤本に抜け出され、あっさりと先制点を奪われてしまう。劣勢に立った鹿島だったが前半は盛り返すこともできず、後半へと突入した。
後半に入ってギアを一段上げた鹿島は途中交代で入った鈴木、金崎、土居らを中心に岡山ゴールに迫る。惜しいシーンが続くがついに60分、待望の同点ゴールが決まる。
ゴール前の混戦から鈴木が出したパスを受けた永木が勢いのあるミドルシュートを放つ。これが相手選手に当たり、弧を描いて岡山ゴールに突き刺さった。
同点となり、息を吹き返した鹿島だったが、なかなか逆転ゴールが奪えない。このまま延長戦に突入かと思われたが終了間際の88分、思わぬ形で鹿島が逆転ゴールを得る。鈴木とのワンツーから柴崎がゴール前へ低いクロスを入れる。これをクリアしようとした相手DFが自身のゴールへボールを叩き込んでしまった。
このラッキーなオウンゴールが決勝点となり、鹿島は2-1で岡山から勝利をもぎ取った。内容的にはいいところがほとんどなかったが、ノックアウト方式の天皇杯を勝ち進むには必要な粘りの勝利。ここから再び6年ぶりの”日本一”へ向けて歩みを進める。
【この試合のトピックス】
・植田が7月17日の明治安田J1 2nd 第4節(vs 甲府)以来の先発出場。
監督コメント
[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
・サイドチェンジの意識を高く持って、相手をゆさぶろう。
・後半立ち上がり、落ち着いて入り、相手陣内でボールを保持すること。
・相手の攻撃を受ける場面では、後手に回らないよう、全員で制限をかけていこう。
ファジアーノ岡山:長澤 徹
・スリッピーなグランドだから慎重に落ち着いてプレーする。
・立ち上がり集中して入ろう。
・前半忘れてもう一度最初から。
[試合後]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
悪天候のなか応援してくれたサポーターのおかげで、勝利することができた。内容は、先制された形からミドルシュートで追いつき、オウンゴールというラッキーな形で勝ち越した。天皇杯は厳しい戦いを勝ち進まなくてはいけない。いろいろ改善するべき点はあるが、まずは次に勝ち上がれたことがよかったと思う。
Q センターバックが植田選手とブエノ選手だったが、その評価は?
A 正直、思ったより良くなった。先制点を取られたことで引きずる形になり、少し不安定になってしまった。前半、ビルドアップの部分で彼らからの早い展開をイメージしていたが、うまくできなかった。後半は改善され、相手陣内でボールを回すことができた。90分通して安定してできるようにしていきたい。もっと細かい部分でのコーチングやリスクマネージメントといったコミュニケーションも高めていきたい。
Q 先制される前から、やりにくそうに見えたが、原因はどこにあるか?
A ビルドアップの部分でテンポが遅かった。相手は5-4-1という引いた形で来たので、もう少しサイドを使いたかった。パスミスも非常に多かった。そのあたりがうまくいかなかった原因だと思う。
Q リーグ戦とほとんど同じメンバーだったが、あえてベストメンバーで臨んだ理由は?
A 天皇杯はとにかく勝ち進まなくてはいけない。選手たちにもできるだけメンバーを代えずに行くということを伝えていた。
ファジアーノ岡山:長澤 徹
岡山から遠く鹿嶋まで来ていただき、しかも雨が降っているなか最後まで声援を送っていただき、ありがたく思っている。どうしても勝ちたかったが、1stステージチャンピオンのアントラーズはさすが。最後は持っていかれてしまったという印象。ゲームに関しては、いろいろ準備して入ったが、結果的には出せなかった。まだまだ力不足。しかし、普段出ていない選手たちが好パフォーマンスを見せてくれた場面があったことは今後につながる。苦しめたところまではよかったが、最後に打ち合いになった試合をものにするには、さらにトレーニングが必要。今日の経験をリーグ戦につなげていきたい。
選手コメント
[試合後]
【曽ケ端 準】
岡山は守備組織がしっかりしていて前半は攻め手がないような感じだった。後半はサイドチェンジをしながら攻めたが、向こうのプレッシャーで強いボールが中に入らなかった。守備をしっかりする印象が残った。こういう天候なので、何が起こるか分からない。どっちに転んでもおかしくない試合だったと思う。
【山本 脩斗】
大事な試合で先制点が取られてしまったが、落ち着いて切換えた。後半も焦らずにしっかりやることを考えていた。後半は相手も引くので、どう攻撃するかが鍵だった。亮太が点を取ってくれ、落ち着きが出たのでもう1点取りに行った。前半は風下で雨が目に入り、普段とは違っていた。それでも失点は抑えられた。
【植田 直通】
試合内容は良くなかった。結果は良かったが、内容は修正できればいいと思う。トヨ(豊川選手)とのマッチアップは個人的に楽しかった。岡山でジョーカー的な役割をしているし、脅威になっていたので潰すつもりだった。決めてやるとあいつは思っていたし、ボールを要求する声も出ていた。チームを勝たせたいというのが伝わってきた。意識が変わっている。失点はいらなかった。もっとうまく試合を運べるようにしたい。
【鈴木 優磨】
相手の5バックの裏のスペースを取ろうと話をしていた。前でタメがないと思っていた。イージーミスがあったけど、要所要所でおさめられた。サポーターの皆さんも見ていてイライラしたと思うけど、勝つことが大事。2日後にすぐ試合があるので、切り替えてリーグ戦に臨みたい。
【永木 亮太】
(ゴールシーンは)相手に当たってコースが変わってラッキーだった。ミドルシュートはねらっていたし、バイタルの位置にこぼれてくると思っていた。前半はよくなかったが、ハーフタイムに修正できて、優磨が入って前からの守備もはまるようになった。試合のスタートから後半のようなサッカーをしないといけない。
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