日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年1月1日日曜日

◆【鹿島】鈴木、好相性の吹田スタは「俺のゴールで始まり俺で終わる」(報知)




 天皇杯は1日、大阪・吹田スタジアムで決勝が行われる。鹿島はスーパーサブとしての出場が見込まれるFW鈴木優磨(20)が、12月14日のクラブW杯準決勝でゴールを決めた吹田スタジアムで19冠獲得に貢献する決意を示した。川崎は左ふくらはぎ肉離れで離脱していたMF大島僚太(23)が約2か月ぶりの先発復帰が濃厚に。主力に抜てきしてくれた風間八宏監督(55)のラストマッチで恩返しの初優勝を届ける。

 鹿島が激動のシーズンを鈴木の一発で締めくくる。この日は大阪市内で冒頭15分を公開後、非公開練習ではセットプレーなどを入念に確認した模様。体調不良のエースFW金崎夢生(27)は練習に不参加で決勝も欠場が予想されるが、鈴木は「絶好調。吹田は俺(のゴール)で始まって俺(のゴール)で終わります」と強気に言い放った。

 決勝と同じ吹田Sで行われた今季第1S開幕のG大阪戦(昨年2月28日)で、鈴木は途中出場から決勝点をマーク。同スタジアムのリーグ戦初得点となり、歴史に名を刻んだ。クラブW杯準決勝のアトレチコ・ナシオナル戦(同12月14日)でも途中出場から1得点を挙げ、FWのC・ロナウド(Rマドリード)のパフォーマンスを披露。世界中のメディアに取り上げられた。

 石井正忠監督からも「シュートの正確性、ゴールを取るんだという気持ちの強さがありDFとの駆け引きもうまい。チームの力になっている」と期待をかけられている。リーグ優勝に続く今季2冠、通算19冠目へ「疲れもあるけど全力でつかみにいきたい」と力を込めた。「中毒」と例える戴冠の喜びを、再び吹田で味わいたい。(内田 知宏)

http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20170101-OHT1T50080.html

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