日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年7月1日土曜日

◆書き換わりつつある勢力図…首位柏が3位鹿島と激突、J1初制覇の“2011年超え”なるか(ゲキサカ)




「DAZN×ゲキサカ」J1第17節 注目試合ピックアップ
7月2日(日)
鹿島 vs 柏 [柏]

 J1第17節が7月2日、3日に開催される。日立柏サッカー場では首位の柏レイソルと昨季王者の暫定3位鹿島アントラーズが対戦。リーグ戦の折り返し地点で行われる注目のビッグマッチとなる。

 消化試合が1つ少ない鹿島に勝ち点4差をつけ、首位に立つ柏。鹿島に対しては過去24敗と、J1で最も負けている天敵だが、その勢力図はここ数年で書き換わりつつある。柏はホームでの鹿島戦直近6試合で4勝1分1敗。昨季はホームとアウェーで2-0の完勝を収める“ダブル”を達成し、J1王者に対して強さを見せた。

 連勝が8でストップして迎えた前節の札幌戦は2-1で勝利。一時同点に追いつかれるも、後半43分にFW伊東純也のスルーパスからFWディエゴ・オリヴェイラが決勝ゴールを挙げた。この2人は昨季の鹿島戦でもそれぞれ1得点ずつマークしており、今節も攻撃のキーマンとして期待される。特に伊東は、昨季の鹿島戦2試合で全4ゴールに絡む圧巻のパフォーマンス。さらにJリーグ初得点も甲府時代の2015年J1第1ステージ第9節の鹿島戦(1-0)と、相性は抜群だ。

 チームを率いる下平隆宏監督は、今季の目標を勝ち点60から70に上方修正し、優勝を狙うことを明言している。第16節終了時点での勝ち点34はJ1初制覇を果たした2011年の同期間と同じ数字。当時は折り返し地点の17試合目で敗戦を喫しているため、今節の鹿島戦で勝てば、リーグタイトルを獲得したシーズンを上回る成績で首位ターンを飾ることになる。

 対する鹿島は大岩剛監督の就任後、公式戦4連勝と最高のスタートを切った。首位から7位まで落ち込んでいた順位も暫定3位へと引き戻し、満を持して柏との首位攻防戦に臨む。

 前節の新潟戦は苦しんだ前半を無失点でしのぎ、後半に修正を施して2-0の完封勝利を飾った。リーグ戦では3連勝中だが、対戦した相手は広島、札幌、新潟と、いずれも残留争いを強いられているチーム。日立台で待ち受ける首位の柏は、大岩アントラーズの勢いが本物かどうかを試す格好の相手となる。この試合の後にG大阪戦、FC東京戦と中2日で続くアウェー3連戦に弾みをつけるためにも負けるわけにはいかない。

 今季のJ1でリードした状況から勝ち点を落としていないのは柏、鹿島、磐田の3チームのみ。鹿島は連勝した3試合はもちろん先にスコアを動かしており、先制点の持つ意味は大きい。直近4試合で3ゴール1アシストと絶好調のFWペドロ・ジュニオールを中心に日本代表GK中村航輔の牙城を破り、先手を取れるかがポイントとなる。

 チケットは28日の時点で全席種完売。満員の観衆が予想される中、大一番を制すのはどちらか。

(データ提供:Opta)

http://web.gekisaka.jp/news/detail/?219987-219987-fl

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