日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年7月1日土曜日

◆完全復活へ、内田篤人が独へ出発「うまくなることを追求」…代表への思いも


内田篤人

 シャルケに所属するDF内田篤人が30日、来シーズンに向けてチームに合流するため、ドイツへ出発した。

 長期離脱を強いられていたものの、2016-17シーズンには公式戦復帰を果たした内田は現在のコンディションについて「体重はあんまり変わっていないし、トレーニングは続けているので少し絞ったりもしましたけど。もう少し増えてもいいかな。シーズンが始まったら増えてくると思います」とコメント。ドメニコ・テデスコ新監督の下で迎える新シーズンに向けて、以下のように語った。

「まずは(練習を)やってみないとわからないですね。もちろん一生懸命やるけど、急にエンジンを上げてケガ(をする)というのも怖いので。びびっているわけじゃないですけど、徐々にという感じで上げていきたいです」

「(テデスコ新監督は31歳だが)ホッフェンハイムも監督が若くて、チャンピオンズリーグに出ますし、世界的にそういう流れなのかな。勝てば認められる世界ですから」

「(トレーニングが)始まらないとわからないし、練習に行ってもみんなと一緒にやれない選手もいる。それが自分なのかどうかはわからないですけどね」

 2018 FIFAワールドカップ ロシアを来年に控え、シャルケとの契約も残り1年となっている。試合出場から遠ざかる中、移籍の可能性も取り沙汰されたが、内田は選手としての思いを以下のように語っている。

「ワールドカップや代表の話は出るし、外から見ていて(代表は)“良い場所”だったなと思います。そう思うけど、代表やW杯が全てじゃない。どうやったらサッカーがうまくなるのかを考えてチームを決めたい。全体的なイメージとしては、サッカー選手として成長していくにはどこがいいのか、何をしなければいけないのか。何か一つの大会が近づいて来たら頑張るけど、サッカー選手としての大まかなところでは、“うまくなる”という感じ、追求していくという感じで」

 場合によっては移籍を決断する可能性も示唆しつつ、自身の成長を誓った内田。苦しい日々を経て、2017-18シーズンを復活の年にすることができるだろうか。活躍に期待がかかる。

https://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20170630/607003.html?cx_cat=page2

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