日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年8月26日土曜日

◆ベルリンメディアが内田フィーバーに注目…ウニオン関係者は「日本からの反響が凄い」(GOAL)




ウニオン・ベルリンに内田篤人が加入したことで、同クラブの公式メディアはかつてないほどの反響があったという。クラブの広報担当は内田の影響力の大きさに言及しつつ、獲得がマーケティング狙いではないと強調している。

今シーズンの移籍市場で、内田篤人が7シーズン過ごしたシャルケを去り、2部のウニオン・ベルリンに新天地を求めることになった。

ベルリンの地元メディア『bz-berlin』が報じたところによると、ウニオン・ベルリンにはこれまでにないほどの“ウシーフィーバー”が巻き起こっているようだ。

記事では、ウニオン・ベルリン公式Twitterに注目。内田篤人の加入発表前の2つのツイートを取り上げ、「ニュルンベルク戦で退場処分となり、2試合出場停止となったグリシャ・プリメルのツイートはいいね!が35回、6回しかリツイートされなかった。さらに一つ前のツイートは、ウニオンのレジェンドであるトルステン・マトゥシュカ(2005~2014年在籍)、カリム・ベンヤミナ(2005~2011年在籍)が登場し、チケットの販売を告知しているにもかかわらず、21のいいね!があり、リツイートに至っては全く無かった」と紹介。

また、「その後の内田のウニオン正式加入ツイートは、24日正午までにほぼ9300のいいね!と、5600回のリツイートがあった」と伝え、いかに内田篤人のウニオン加入の影響力が大きいかを強調している。

ウニオン・ベルリンの広報担当クリスティアン・アルベイトは内田加入の反響について、「このムーブメントについてはそこまで驚きではありませんでした。内田は影響力の大きな選手ですし、シャルケの時からとても人気のある選手だった。だから、これまでウニオンをご存知なかった方々に、我々の存在を知ってもらえていることを嬉しく思っていますよ。それにしても、とりわけ内田の故郷である日本からの反響の大きさが凄いですね」と語っている。

その一方でアルベイト氏は「この補強はマーケティングを想定したものではありません。私たちは現時点で日本語のホームページを制作する予定もありませんから」とベルリンで巻き起こる“ウシーフィーバー”の影響力について言及しつつ、マーケティング目的の補強ではないと強調した。

記事では最後に「内田はコンディションを取り戻し、ウニオンを1部昇格に導くために欠かせない存在になる可能性がある」と綴り、シャルケからウニオンに新天地を求めた同選手の完全復活に期待を寄せている。

ウニオン・ベルリンは27日、ホームで第4節ビーレフェルト戦が控えている。内田はすでにチーム練習をこなしており、果たしてシャルケ時代の恩師であるイェンス・ケラー監督は内田をピッチに送り出すのか、その采配にも注目が集まるところだ。

ベルリンメディアが内田フィーバーに注目…ウニオン関係者は「日本からの反響が凄い」

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